骨の健康維持に一役 機能性表示食品・三ケ日みかん JAみっかび2015年9月15日
9月8日、JAみっかびが8月3日に提出した「機能性表示食品」の届け出を、消費者庁が受理したことが分かった。
「機能性表示食品」の表示が入った段ボール等でのミカンの出荷は11月1日以降を予定している。
JAみっかびは、ウンシュウミカンの「早生」「青島」のβ‐クリプトキサンチンの含有量を等級ごとに調査し、糖度と相関性があることを研究論文などと一緒に報告した。β‐クリプトキサンチンは骨代謝のはたらきを助け、骨の健康に役立つことが分かっている。
同JAは、骨の健康維持に役立つことを「三ケ日みかん」に表示することで、「幅広い年齢層に、手にとってもらうきっかけになってほしい」と話した。またミカンのもつ性質を消費者に知ってもらうことで「全国的なみかんの消費量増加に貢献できるのでは」と可能性に期待し、「その中でも三ケ日みかんを選んでもらえれば」とした。
機能性表示食品制度は今年4月から始まった制度で、食品の安全性や機能性を、科学的根拠に基づき消費者庁に届けることで、事業者の責任で機能性に関する表示が可能となったもの。届出には安全性の根拠などについて臨床試験結果の提出が必要。
同制度で受理されたものにはサプリや加工品などの商品が多いが、生鮮としては初めて同日届け日付けで、三ケ日みかんと(株)サラダコスモの大豆もやしが受理された。
(写真)みかん園、みかんの収穫
重要な記事
最新の記事
-
【注意報】とうもろこしにアワノメイガが多誘殺 早めの防除を 北海道2025年7月1日
-
【注意報】ネギハモグリバエ・ネギアザミウマ 県下全域で多発のおそれ 岩手県2025年6月30日
-
24年産米2.6万円に 有利販売に努め積み上げ JA茨城、異例の公表2025年6月30日
-
梅雨の晴れ間の「DZ作戦」で、猛暑下の畦畔除草を回避しましょう 北興化学工業2025年6月30日
-
水稲は"白未熟粒"に加えて"不稔"にも警戒 果樹は長期的な樹種転換も検討 農研機構2025年6月30日
-
茨城県厚生連の赤字19億円超 「診療報酬の引き上げ必要」 24年度決算2025年6月30日
-
全国の「関係人口」 約2263万人 国土交通省調査2025年6月30日
-
夏休みの思い出づくりに「こども霞が関見学デー」開催 農水省2025年6月30日
-
随意契約米 全国4万6000店舗で販売2025年6月30日
-
7月の野菜生育状況と価格見通し はくさい、キャベツ、レタス、ばれいしょ価格 平年下回る見込み 農水省2025年6月30日
-
再保証残高 過去最高の6兆9000億円台 全国農協保証センター2025年6月30日
-
【JA人事】JAみい(福岡県)平田浩則組合長を再任(6月27日)2025年6月30日
-
【JA人事】JAにしうわ(愛媛県) 新会長に井田敏勝氏2025年6月30日
-
【今川直人・農協の核心】全中再興(1)2025年6月30日
-
元卓球日本代表・石川佳純が全国を巡る卓球教室 岩手で開催 JA全農2025年6月30日
-
【役員人事】JA全農青果センター(6月26日付)2025年6月30日
-
第42回「JA共済マルシェ」を開催 令和6年能登半島地震・奥能登豪雨の復興応援 JA共済連2025年6月30日
-
福岡のいちじくレビュー投稿キャンペーン「博多うまかショップ」で実施中 JAタウン2025年6月30日
-
農福連携の現場に密着 YouTube番組「根本凪ノウフク連携中」配信 JAタウン2025年6月30日
-
【役員人事】農林中金総合研究所(6月27日付)2025年6月30日