JA全農 ブラジルの穀物集荷・輸出会社へ出資2017年1月18日
JA全農は1月17日、ブラジルで穀物集荷・輸出事業を展開しているALDC社(本社:ブラジル・サンパウロ市)への出資を決定したと発表した。
JA全農の米国子会社である全農グレイン(株)のブラジル現地法人、全農グレインブラジルホールディングス有限会社(本社:ブラジル・サンパウロ市、以下ZGB)が出資する。
ALDC社はブラジル資本最大の穀物集荷・販売業者であるアマッジ社と4大穀物メジャーのひとつドレファスのブラジル法人であるドレファス・ブラジル社によって2009年に設立された合弁会社。マラニョン州イタキ港に穀物輸出エレベーターと、ブラジル北東部の穀物産地のマビトバ地域に6か所の内陸穀物集荷倉庫を保有して穀物集荷と輸出事業を展開している。
ZBGはALDC社の現行の2株主から16.667%ずつ合計33.333%の株式を取得、3社(ZBG、アマッジ社、ドレファス・ブラジル社)がそれぞれ3分の1ずつ株式を所有することなる。
JA全農はこれまで米国では子会社の全農グレイン(株)が穀物産地から集荷し、またアルゼンチンなど他産地では農協組織との事業提携を通じて飼料穀物の安定供給を行ってきた。
今回、ALDC社に出資することでトウモロコシ、大豆の生産・輸出拡大が見込まれるブラジルで同国産穀物のサプライチェーンを確保、調達国の多元化による安定供給を図る。
出資については現在、ブラジルなど関係当局の承認手続きを進めている。
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