地域の協同組合と農業高校が結束 「にじいろキッズフェスティバル」開催 JA鹿児島いずみ2019年9月18日
JA鹿児島いずみは、10月13日に「にじいろキッズフェスティバル」を開催する。このフェスティバルは、同JAが主催し、赤鶏農協、東町漁協、(株)エーコープ鹿児島、県立鶴翔高校、北さつま漁協、北薩森林組合、マルイ農協が協賛して開催する。
漁協によるブリ解体ショー
このフェスティバルは、出水市、阿久根市、長島町にある環境と食に関する協同組合と鶴翔高校農業科学科が結束し、子どもたちに「見る」「知る」「食べる」を体験して、環境や食について学んでもらうことをねらいに、昨年から始めた。
対象者は、鹿児島県出水市、阿久根市、長島町の小学校3年生から6年生。小学3年?6年生の兄弟が同時参加の場合は小学1年生から参加できる。
今年のプログラムでは、プランター苗植え、マルイ農協や鶴翔高校の農場の見学や体験、東町漁協によるブリ解体ショー、パーベキューと各協同組合の露店バイキングなどが行われる予定。
ナスの収穫体験をする子どもたち(鹿児島県立鶴翔高等学校提供)/マスコットキャラ「いづるくん」も登場
このフェスティバルの特長は、鶴翔高校が農業科学科の農場を提供し、高校生たちが参加して、地域の子どもたちに体験を通して、環境や食についての学びの機会を提供していること。昨年は、鶴翔高校の農場で、子どもたちがポニーの餌やり、野菜の収穫、トラクター乗車体験や牛の飼い方の説明や肥育牛の体重と同じ重さを体験した(鹿児島県立鶴翔高等学校公式ホームページから)。
このフェスティバルの事務局、JA鹿児島いずみ総務部企画広報課の担当者は、「高校も将来の生徒となる子どもたちに農業に興味をもってもらいたいと思っており、JAと思いが一致している」と農業高校との連携の意義を語ってくれた。
募集定員は200人で、参加料は無料。申し込みは9月6日に締め切られた。
(写真はいずれも昨年のフェスティバル)
肥育牛を見る子どもたち(鹿児島県立鶴翔高等学校提供)
重要な記事
最新の記事
-
新品種から商品開発まで 米の新規需要広げる挑戦 農研機構とグリコ栄養食品2025年5月1日
-
米の販売数量 前年比で86.3%で減少傾向 価格高騰の影響か 3月末2025年5月1日
-
春夏野菜の病害虫防除 気候変動見逃さず(1)耕種的防除を併用【サステナ防除のすすめ2025】2025年5月1日
-
春夏野菜の病害虫防除 気候変動見逃さず(2)農薬の残効顧慮も【サステナ防除のすすめ2025】2025年5月1日
-
備蓄米 小売業へ2592t販売 3月末の6倍 農水省2025年5月1日
-
イモ掘り、イモ拾いモ【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第338回2025年5月1日
-
地元木材で「香りの授業」、広島県府中明郷学園で開催 セントマティック2025年5月1日
-
大分ハウスみかんの出荷が始まる 大分県柑橘販売強化対策協議会2025年5月1日
-
Webマガジン『街角のクリエイティブ』で尾道特集 尾道と、おのみち鮮魚店「尾道産 天然真鯛の炊き込みご飯」の魅力を発信 街クリ2025年5月1日
-
5月1日「新茶の日」に狭山茶の新芽を食べる「新茶ミルクカルボナーラ」 温泉道場2025年5月1日
-
「越後姫」食育出前授業を開催 JA全農にいがた2025年5月1日
-
日本の米育ち 平田牧場 三元豚の「まんまるポークナゲット」新登場 生活クラブ2025年5月1日
-
千葉県袖ケ浦市 令和7年度「田んぼの学校」と「農作業体験」実施2025年5月1日
-
次世代アグリ・フードテックを牽引 岩手・一関高専から初代「スーパーアグリクリエーター」誕生2025年5月1日
-
プロ農家が教える3日間 田植え体験希望者を募集福井県福井市2025年5月1日
-
フィリップ モリス ジャパンとRCF「あおもり三八農業未来プロジェクト」発足 農業振興を支援2025年5月1日
-
ビオラ「ピエナ」シリーズに2種の新色追加 サカタのタネ2025年5月1日
-
北限の茶処・新潟県村上市「新茶のお茶摘み体験」参加者募集2025年5月1日
-
「健康経営優良法人2025」初認定 全農ビジネスサポート2025年5月1日
-
「スポットワーク」活用 農業の担い手確保事業を開始 富山県2025年5月1日