業種を超えた連携で地域の名産フェア 中小企業庁が主催2019年11月21日
経済産業省中小企業庁が主催し、全国商工会連合会(全国連)、JA全中、全森連、全漁連、日本商工会議所(日商)の5団体が連携し、農商工等連携普及・創出事業『共創の日2019 地域の名産先取りフェア』を、11月22日と23日の2日間、東京・池袋のサンシャインシティのサンシャイン広場特設会場で開催する。
「地域の名産 先取りフェア」のロゴ
このイベントでは、農商工などが連携して生まれた、珍しい地域名産品の展示や体験で楽しむことができる。地域で開発された商品や取り組みと、一般消費者および流通関係者とをつなぐ機会を提供する。
また、このフェアとは別に、12月17日には、都内のヒューリックホール東京で、各団体の連携事例の紹介や、有識者を招いた地方創生や地域活性化をテーマとした基調講演とシンポジウムを開催する。
『共創の日』は、JA全中、全森連、全漁連、全国連、日商の5団体が有機的につながり、共に創造する新しい産業を広めることで、地域の人々が安心して働き、生活することができ、日本全体が元気になるという考えのもと、新しい日本の産業のあり方を目指した考え方「共創」について、有識者によるシンポジウムと農林漁業と商工業の「共創」によって生まれた特産品の展示・販売を行うイベント。
このイベント"共創の日"を実施する背景には、地方創生を実現するにあたり、地域の様々な産業の発展と所得向上を通じた地域経済の活性化が必要であり、そのためには多くの地域で、業種の枠を越えた民間団体の積極的な相互連携が不可欠という認識がある。
一部の地域では、マーケットインの観点からの地域特産品の開発や、その販路確保の面で成果を挙げている地域もある。
そこで、このイベントを通じて、全国各地の農林漁業・商工業の連携による地方創生の成果を共有するとともに、相互に「学び」「つながる」機会を提供することで、農商工等連携を推進し、今後新たな事業機会を創出し、お互いの成長発展の機会をつくることが目的だという。
11月22日・23日の「地域の名産先取りフェア」には、全国各地から全16ブースが出展。5団体の「共創」によって生まれた、東京ではなかなか手に入らない特産品※が集まる。アンケートに回答した来場者には先着で、地域の名産品「黒ごまキャラメル」「島ごはん」がもらえる。
(※)注目のご当地発「共創」商品は、
▽「スイートレモネード」静岡県JAなんすん▽「間伐材マーク製品」全森連
▽「黒なまこ石鹸」長崎県大村湾漁協▽「ジェラートバー」栃木県黒田養蜂園
▽「さばコロッケ」和歌山県日高町商工会
◎開催概要は次のとおり。
▽タイトル:共創の日2019 地域の名産先取りフェア
▽日時:11月22日(金)10時30分?16時、23日(土)10時?15時30分
▽会場:池袋サンシャインシティ サンシャイン広場特設会場(東京都豊島区東池袋3?1)
▽共催:済産業省中小企業庁/農林水産省 (協力)内閣官房まち・ひと・しごと創生本部事務局
▽実施主体:全国商工会連合会(全国連)
▽連携団体:JA全中、全森連、全漁連、日商
重要な記事
最新の記事
-
【注意報】水稲の斑点米カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 山口県2025年7月8日
-
なぜ米がないのか? なぜ誰も怒らないのか? 令和の米騒動を考える2025年7月8日
-
2025参院選 各党に聞く「米・農政・JA」 【立憲民主党】「食農支払」で農地と農業者を守る 野田佳彦代表2025年7月8日
-
2025参院選 各党に聞く「米・農政・JA」 【自由民主党】別枠予算で農業を成長産業に 宮下一郎総合農林政策調査会長2025年7月8日
-
2025参院選 各党に聞く「米・農政・JA」 【日本共産党】価格保障・所得補償で家族農業守る 田村貴昭衆議院議員2025年7月8日
-
2025参院選 各党に聞く「米・農政・JA」 【れいわ新選組】農業予算倍増で所得補償・備蓄増を やはた愛議員2025年7月8日
-
【第46回農協人文化賞】集落と農地 地域の要 営農事業部門・広島市農協組合長、広島県農協中央会会長 吉川清二氏2025年7月8日
-
【第46回農協人文化賞】若者を育てる農協に 営農事業部門・北海道農協中央会前会長、常呂町農協前会長 小野寺俊幸氏2025年7月8日
-
トランプ政権の移民摘発 収穫できず腐る野菜「農家に大きな打撃」2025年7月8日
-
【第46回農協人文化賞】常に農協、農家のため 営農事業部門・全農鳥取県本部上席主管 尾崎博章氏2025年7月8日
-
150年間受渡し不履行がなかった堂島米市場【熊野孝文・米マーケット情報】2025年7月8日
-
2025参院選・各党の農政公約まとめ2025年7月8日
-
米価 6週連続低下 3600円台に2025年7月8日
-
【JA人事】JA秋田しんせい(秋田県)佐藤茂良組合長を再任(6月27日)2025年7月8日
-
【JA人事】JA北九(福岡県) 新組合長に織田孝文氏(6月27日)2025年7月8日
-
【JA人事】JAかながわ西湘(神奈川県)天野信一組合長を再任(6月26日)2025年7月8日
-
【JA人事】JAえひめ中央(愛媛県)新理事長に武市佳久氏(6月24日)2025年7月8日
-
岡山の農業を楽しく学ぶ 夏休み特別企画「食の学校2025」 JA全農おかやま2025年7月8日
-
農業高校生研修を開催 秋田北鷹高等学校、増田高等学校の生徒が参加 JA全農あきた2025年7月8日
-
「にいがたフルーツプレゼントキャンペーン」 クイズ正解者5人に「新潟県産もも5kg」 にいがた園芸農産物宣伝会2025年7月8日