大分県初「お茶のJGAP団体認証」を取得 JA全農おおいた茶GAP研究会2020年5月7日
JA全農おおいた茶GAP研究会(団体事務局:JA全農おおいた)は4月1日、大分県で初となる「お茶のJGAP団体認証」を取得した。
認証書を掲げるJA全農おおいた茶GAP研究会の草野浩三会長(左)と事務局の中村奨審査役(右)
JA全農おおいたが、ホームページで4月27日に公表した記事によると、今回取得した団体認証は、荒茶工場5か所と農場15か所が対象。
JA全農おおいたは行政と連携して、メーカーに年間42tの荒茶を販売している。2020年産からJGAP認証取得がメーカーへの出荷条件に盛り込まれたことが認証取得のきっかけとなったという。
同研究会会長の草野浩三さんは、茶農家が個別に認証を取得するのではなく「団体認証とすることで生産者は審査にかかる手間やコストを一部削減できた」と話している。
団体認証の取得には、構成員の知識や技術を一定の水準まで引き上げる必要があり、農家と指導を行う側との信頼関係が重要となる。また、取得後も毎年審査があり、将来にわたり管理を継続していくことが求められる。
団体事務局を担ったJA全農おおいたの中村さんと立花さんは、「ノウハウがなく、手探りで進めざるを得なかったが、大分県の支援や生産者の自助努力に支えられ認証取得に漕ぎつけることができた」と認証取得に向け苦労した人ならではの喜びを語っている。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(174)食料・農業・農村基本計画(16)食料自給率その他の食料安全保障の確保に関する目標2025年12月27日 -
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(91)ビスグアニジン【防除学習帖】第330回2025年12月27日 -
農薬の正しい使い方(64)生化学的選択性【今さら聞けない営農情報】第330回2025年12月27日 -
世界が認めたイタリア料理【イタリア通信】2025年12月27日 -
【特殊報】キュウリ黒点根腐病 県内で初めて確認 高知県2025年12月26日 -
【特殊報】ウメ、モモ、スモモにモモヒメヨコバイ 県内で初めて確認 高知県2025年12月26日 -
【注意報】トマト黄化葉巻病 冬春トマト栽培地域で多発のおそれ 熊本県2025年12月26日 -
【注意報】イチゴにハダニ類 県内全域で多発のおそれ 熊本県2025年12月26日 -
バイオマス発電使った大型植物工場行き詰まり 株式会社サラが民事再生 膨れるコスト、資金調達に課題2025年12月26日 -
農業予算250億円増 2兆2956億円 構造転換予算は倍増2025年12月26日 -
米政策の温故知新 価格や流通秩序化 確固たる仕組みを JA全中元専務 冨士重夫氏(1)2025年12月26日 -
米政策の温故知新 価格や流通秩序化 確固たる仕組みを JA全中元専務 冨士重夫氏(2)2025年12月26日 -
米卸「鳥取県食」に特別清算命令 競争激化に米価が追い打ち 負債6.5億円2025年12月26日 -
(467)戦略:テロワール化が全てではない...【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年12月26日 -
【スマート農業の風】(21)スマート農業を家族経営に生かす2025年12月26日 -
JAなめがたしおさい・バイウィルと連携協定を締結 JA三井リース2025年12月26日 -
「省エネルギー投資促進・需要構造転換支援事業」採択 高野冷凍・工場の省エネ対策を支援 JA三井リース2025年12月26日 -
日本の農畜水産物を世界へ 投資先の輸出企業を紹介 アグリビジネス投資育成2025年12月26日 -
石垣島で「生産」と「消費」から窒素負荷を見える化 国際農研×農研機構2025年12月26日 -
【幹部人事および関係会社人事】井関農機(1月1日付)2025年12月26日


































