国産和牛プレゼント JAグループ×「ふるさとチョイス」 国産牛生産者をふるさと納税で応援2020年5月8日
JAグループと日本最大級のふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」を企画・運営する(株)トラストバンク(東京都目黒区)は、ふるさと納税を通じて第一次産業を支援する新たな取り組みを開始した。
新型コロナウイルスの被害を受けている生産者を支援することが狙い。第一弾として、「ふるさとチョイス×JAグループ共同企画 国産牛生産者をふるさと納税で応援!国産和牛プレゼントキャンペーン!」を、5月19日まで実施している。
これは和牛生産者を応援するため「ふるさとチョイス」上で対象の礼品を選び寄付することで、礼品をもらいながら抽選で国産和牛が当たるキャンペーン。寄付者が改めて国産牛の魅力を知るきっかけになることも期待している。
当選商品は、国産黒毛和牛ロースステーキ肉400g。和牛は農家や関係者の長年の努力により、他に類を見ない最高級の牛肉として世界中から高い評価を受けている。一方、新型コロナウイルス感染拡大による外国人観光客(インバウンド)急減で、需要が大きく減退し価格も前年比3割下落している。
国産牛を取り扱う(有)岡山(滋賀県栗東市)では、「ウイルスに伴う営業自粛要請で経営している焼肉店を休業しているため、売り上げは全くない。栗東市内の学校も休校が決まり一部の保育園のみ納品している。3月の売り上げは40%減で4月はさらに減ると予想している。三大牛の一つである近江牛の相場も下がっており、販路を増やすことで少しでも支援につなげたい」とコメント。
JA全中の中家徹代表理事会長は、「ウイルスが猛威をふるう中、生命維持に欠かせない食と農業・農村の重要性が再認識されている。ふるさと納税を通じた取り組みができることは大変心強く、農業者の後押しとなることを祈念する。JAグループとしても、国産農畜産物の安定供給に全力を挙げて取り組む」と述べている。
今後、牛乳乳製品や果物、花き生産者を応援するキャンペーンも実施していく。
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