新型コロナ禍の生産者を食材宅配で応援 花や黒豚を特別価格で提供 JA全農さいたま2020年6月4日
JA全農さいたまは、新型コロナウイルス感染拡大防止による需要減などの影響を受けている埼玉県産農畜産物の生産者を応援するため、同県産の花と「彩の国黒豚」の購入を促進する農家応援企画を実施している。
第2弾で販売予定の白系クジャク草3本と黄橙系LAユリ2本をセットした花束
同管内の食材宅配事業は食材加入者(購入者)が4月末時点で6220人。食材配送を担当する70人の「ふれあいさん」が、JAが自主運営する2拠点を含む県内8拠点の配送センターから、スイートコーンやサトイモなど年間約20品目を届けている。
応援企画は、食材宅配事業を実施するJAとJA全農さいたまの園芸販売部、畜産酪農部、生活部が連携して企画。第一弾の品目はオリエンタルユリの切り花と「彩の国黒豚1キロ」で、通常よりも安価な応援価格を設定し、5月上旬に期間限定で購入者を募ったところ、ユリ766点、黒豚334セットの計1100点の申し込みがあった。
応援企画の第2弾は、6月に「ユリとクジャクソウの花束」、7月は「彩の国黒豚」を予定しており、今後も継続して農家を応援する企画をすすめていく。
食材宅配事業を運営する生活部生活課食材センターの栗田克則所長は「生産者の思いが商品を通じて伝わればありがたい。『ふれあい食材』は利用希望者には広く案内しているので、買い物に困っているならぜひ利用して農家を応援してほしい」と話している。
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