正確・迅速な営農相談へ「LINE」活用 JA大井川2020年6月10日
静岡県のJA大井川は組合員に向けて無料通信アプリ「LINE」を活用したオンラインの営農相談を5月28日から始めた。営農指導員が駆け付けられない遠隔地の組合員や、畑で作業している人の疑問にすぐに対応するなど、営農指導をより拡充する。
「オンライン営農相談」の利用をちらしで呼び掛ける営農指導員
オンライン営農相談は、組合員がLINEの「JA大井川農業経営支援課」に友達登録し、相談したい内容や写真を送信すると職員が回答。対応は平日午前8時15分から午後5時で、時間外の相談は翌営業日に答える。
相談の対応として、病害虫診断や肥料農薬指導、作付け、品種に関する指導のほか、鳥獣害対策やJAファーマーズマーケット「まんさいかん」、「体験型フードパーク「KADODE OOIGAWA」への出荷に関する内容も受けつける。
営農経済センターの窓口や、営農経済渉外の担当者が利用を呼び掛け、相談内容や回答は、営農指導の担当職員で共有しながら指導力の向上を図る。
JA農業経営支援課の担当者は「作物の症状や害虫の姿などを、写真や動画で確認し、より正確で迅速な指導ができる。多くの人に活用してもらい、少しでも農家の役に立てればうれしい」と話している。
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