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幻の高級和牛「石垣牛」を地元価格で提供 クラウドファンディングで支援呼びかけ JAおきなわ2020年6月12日

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JAおきなわは、地元のブランド牛「JA石垣牛」の消費拡大を図ろうと、クラウドファンディング「CAMPFIRE」を活用し、全国から支援金の募集を始めた。5月29日の開始後、目標額の1000万円を早々に達成し、次なる目標の3000万円をめざし募集を継続している。

幻の高級和牛「石垣牛」を地元価格で提供 クラウドファンディングで支援呼びかけ JAおきなわ

支援者への返礼品は、「JA石垣牛」の地元価格での提供。1キロの「ゆうなセット」(1万2000円)、1.5キロの「月桃セット」(1万7000円)、1.7キロの「でいごセット」(2万2000円)の3セットを準備したところ、スタートから4日目の6月2日に目標の1000万円を達成した。これにより6頭の出荷がかなったが、さらなる出荷待ちの頭数を抱えていることから「NEXT GOAL」の3000万円をめざし、プロジェクトの継続を決めた。

石垣牛は石垣島など八重山諸島だけで一貫して生まれ育った牛。潮風にあたったミネラル豊富な牧草を食べていることから、サシが入っていても脂のしつこさがなく、さっぱりとしたジューシーなおいしさが特徴。令和元年には約800頭の出荷があり、その多くが島内の飲食店で提供されているため、県外はもとより沖縄本島でもなかなか食べられない「幻の和牛」といわれている。

新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、沖縄県などが来島自粛を呼びかけた結果、観光客は激減し石垣牛の消費は大きく落ち込んでいる。

石垣牛の令和2年5月枝肉セリ価格は1キロあたり1831円と昨年同月比より30%以上安くなった。また、石垣牛には去勢35か月、雌牛40か月以内という出荷基準があり、飼養経費がかかり続けることから、出荷頭数を制限しているものの限界があり、石垣牛のブランド存続自体が危機的状況にある。

こうした状況を打破するためにJAおきなわでは初となるクラウドファンディングに取り組んだ。

潮風にあたったミネラル豊富な牧草で育つ石垣牛潮風にあたったミネラル豊富な牧草で育つ石垣牛

JAおきなわのJA石垣牛肥育部会比嘉豊部会長は、6月4日の1000万円の目標達成を受け「愛情を込めて育てた石垣牛を食べてもらえないのは生産者にとって本当に悲しく、いろいろな面で大きな負担になっている。しかし、今回このような機会と全国の皆様のご支援と暖かい応援コメントをいただき、私たち生産農家に新たなやる気と目標をいただいた」と話している。

JAおきなわ八重山地区畜産振興センターの担当者は、「予想以上のスピード達成で生産者も驚いている。石垣牛は本来、7割が島内で消費されているが、クラウドファンディングにより全国へ届けることで新しい需要につなげることができた」話す。

継続目標の3000万円達成に向け、6月12日時点で1400万円を超えているが、実際ややペースが落ちていることからJAは、引き続き支援を呼びかけている。

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