基本計画実現に全力 JAの役割を誠実に 中家全中会長抱負2020年7月10日
次期会長に内定したJA全中の中家徹会長は7月9日定例の記者会見で、2期目の就任にあたっての抱負を述べた。新たな食料・農業・農村基本計画の着実な実行、准組合員の意思反映、JA改革の不断の実行など、「JAの求められる役割を誠実に実行していく」と決意を示した。
新型コロナウイルス感染症に関連して、「過度の国際化はリスクが大きい。人口の一極集中を見直す一方、農業は国民に必要な食料を産出していることを広く発信し、自給率向上の国民的運動として取り組みたい」と、農業の大切さを訴えた。
今月2日、規制改革推進会議が農協改革で、准組合員の意思を反映させる方策の検討を挙げたことに対しては、重要な課題だとして「引き続き前向きに取り組む」、豪雨など相次ぐ自然災害については「現場の状況をつかみ、可能な限り応えていく。政府と一体となって取り組む」と述べた。
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