オンライン形式で全国交流会議開催し170人が視聴 JCA2020年7月15日
日本協同組合連携機構(JCA)は7月2日、第3回都道府県協同組合連携組織の全国交流会議をオンライン会議で開催した。41都道府県の連携組織、15の全国組織から約170人が視聴した。
あいさつする馬場代表理事専務
はじめに馬場利彦代表理事専務があいさつし、新型コロナウイルスに対する協同組合の取り組みなどについて報告した。次に藤井晶啓常務理事が、「JCA2030年ビジョン・中期計画(組織協議案)」を説明した。
また、横溝大介連携推進マネージャーによる、2020年度都道府県協同組合連携組織の実態調査アンケートの集約結果についても報告があった。
県域からの事例報告は、前田健喜協同組合連携部長の進行でチャット機能を使った質疑応答も行った。
最後に青竹豊常務が、「まとめ&今後に向けて」と題しコロナ禍における協同組合間連携の重要性、および今後に向けた依頼事項を述べた。
県域事例報告の項目は以下の通り。
・新しい協同組合連携組織事例として、北海道における「協同組合ネット北海道」、大阪府における「大阪府協同組合・非営利セクター連絡協議会」の設立について
・災害支援ネットワークの取り組み事例として、長野県の「信州農業再生復興ボランティアプロジェクト」について
・新たな事業連携事例として、JA香川県とコープかがわの包括連携協定に基づく地域活性化の一環としての小売店舗事業での連携について
・地域共生・地域創生の取り組み事例として、広島市の協同労働のプラットフォーム事業で設立された「アグリアシストとも」について
・新型コロナウイルス禍における協同組合の「コロナに負けるな!」実践事例として、協同組合ネットいばらきによる学生支援について
・大学寄付講座の事例として、協同組合ネットいばらきの茨城大学における寄付講座について
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