井端ら元プロ野球選手が熱血指導「JA全農WCBF少年野球教室」新潟で開催2020年11月2日
王貞治氏が理事長を務める世界少年野球推進財団(WCBF)が主催し、JA全農が特別協賛する「JA全農WCBF少年野球教室」が10月31日、新潟県新潟市の「みどりと森の運動公園体育施設野球場」で開催された。
開校式であいさつする屋鋪講師
今年で28年目を迎えた同教室は、元プロ野球選手が講師を務め、毎年全国各地で開かれている。3年ぶりの開催となった新潟教室では、同市の少年野球チーム7チーム、小学生、指導者、保護者ら合計109人が参加。成瀬善久氏(ロッテOB 現栃木ゴールデンブレーブス)、西山秀二氏(広島OB)、井端弘和氏(中日OB)、屋鋪要氏(巨人OB)ら4人が野球指導を行った。また、開催県の全農新潟県本部から各講師に「にいがた和牛肩ロースすき焼き用」が贈られた。
開校式では、屋鋪講師が「JA全農は、全国に野菜、肉、米、牛乳などの食料を届けています。ごはんをいっぱい食べて、立派な身体を作ってください。今日は一生懸命頑張りましょう」とあいさつ。全農新潟県本部の安藤稔県本部長は「この教室では、プロ野球で活躍された講師の方々から直接指導いただけます。しっかり聞いて今後の練習に活かして下さい」と子どもたちに呼びかけると、元気な返事とともに教室がスタートした。
各講師は、ウォーミングアップ後に、「投げる」「捕る」「打つ」「走る」の基本を分かりやすく指導。熱血指導に、子どもたちも真剣な表情で熱心に取り組んでいた。
バッティングの基本を井端講師が説明し、自ら手本を披露。プロの打球を目の当たりにし、参加者たちも大興奮で歓声が上がった。
指導者講習会では、トレーナーの吉田直人氏が、ケガを予防するためのストレッチやトレーニング方法について実技を交えて講義。栄養学教室では、管理栄養士の越野彩氏が、保護者を対象に成長期の子供に必要な栄養や運動時の食事の摂取、国産農畜産物を使用したメニューやレシピについて講義した。
参加者へは、新潟県産米の「新之助キューブ450g」や「おけさ柿」ほか、協賛各社から国産農畜産物などを贈られた。
バッティングの指導をする井端講師
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