食味ランキングで県内初の特Aダブル取得 JAグループ鳥取2021年3月29日
日本穀物検定協会が発表した「食味ランキング(令和2年産米)」で、鳥取県産「コシヒカリ」と「きぬむすめ」が最高位の「特A」を取得したが、JAグループ鳥取と鳥取県は、3月24日に鳥取県庁で記念セレモニーを開催した。
特Aのダブル取得を祝う関係者ら
「食味ランキング」の最高位「特A」の取得は「コシヒカリ」が初、「きぬむすめ」が2年ぶり6回目。このほか同県では「ひとめぼれ」も出品し、「A」を取得している。昨年は長梅雨や猛暑、台風などの厳しい気象条件にも関わらず、生産者・関係者の日々の努力が成果に結びついたといえる。
記念セレモニーには鳥取県の平井伸治知事をはじめ、JA鳥取県中央会の栗原隆政代表理事会長、JA全農とっとりの尾崎博章県本部長、JA鳥取いなばの植田典男代表理事常務、JA鳥取中央の戸田勲代表理事常務、JA鳥取西部の大塚博幸代表理事常務らが出席。おにぎり型のくす玉割りや横断幕を披露し、特Aのダブル取得を祝った。
JA鳥取県中央会の栗原会長は「農家の皆さんの努力もあり、『コシヒカリ』が長年の念願だった特Aを取得でき大変うれしく思う。来年は『星空舞』を含めた継続的な特Aの取得に向け、同県産米の食味・品質の高位安定化を目標に、県産米のさらなる飛躍に期待したい」と意欲を見せた。
「食味ランキング」には全国で154産地の銘柄が出品され、うち特Aに53銘柄が選ばれた。JA全農とっとりが扱う「コシヒカリ」と「きぬむすめ」の米袋に特A取得シールを貼りPRする。
重要な記事
最新の記事
-
「良き仲間」恵まれ感謝 「苦楽共に」経験が肥やし 元島根県農協中央会会長 萬代宣雄氏(2)【プレミアムトーク・人生一路】2025年4月30日
-
【農業倉庫保管管理強化月間特集】現地レポート:福島県JA夢みなみ岩瀬倉庫 主食用米確かな品質前面に(1)2025年4月30日
-
【農業倉庫保管管理強化月間特集】現地レポート:福島県JA夢みなみ岩瀬倉庫 主食用米確かな品質前面に(2)2025年4月30日
-
【人事異動】農水省(5月1日付)2025年4月30日
-
コメ卸は備蓄米で儲け過ぎなのか?【熊野孝文・米マーケット情報】2025年4月30日
-
米価格 5kg4220円 前週比プラス0.1%2025年4月30日
-
【農業倉庫保管管理強化月間にあたり】カビ防止対策徹底を 農業倉庫基金理事長 栗原竜也氏2025年4月30日
-
米の「民間輸入」急増 25年は6万トン超か 輸入依存には危うさ2025年4月30日
-
【JA人事】JAクレイン(山梨県)新組合長に藤波聡氏2025年4月30日
-
備蓄米 第3回は10万t放出 落札率99%2025年4月30日
-
「美杉清流米」の田植え体験で生産者と消費者をつなぐ JA全農みえ2025年4月30日
-
東北電力とトランジション・ローンの契約締結 農林中金2025年4月30日
-
【'25新組合長に聞く】JA新潟市(新潟) 長谷川富明氏(4/19就任) 生産者も消費者も納得できる米価に2025年4月30日
-
大阪万博「ウガンダ」パビリオンでバイオスティミュラント資材「スキーポン」紹介 米カリフォルニアで大規模実証試験も開始 アクプランタ2025年4月30日
-
鳥インフル 米デラウェア州など3州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入停止措置を解除 農水省2025年4月30日
-
埼玉県幸手市で紙マルチ田植機の実演研修会 有機米栽培で地産ブランド強化へ 三菱マヒンドラ農機2025年4月30日
-
国内生産拠点で購入する電力 実質再生可能エネルギー由来に100%切り替え 森永乳業2025年4月30日
-
外食需要は堅調も、物価高騰で消費の選別進む 外食産業市場動向調査3月度 日本フードサービス協会2025年4月30日
-
キウイブラザーズ新CM「ラクに栄養アゲリシャス」篇公開 ゼスプリ2025年4月30日
-
インドの綿農家と子どもたちを支援「PEACE BY PEACE COTTON PROJECT」に協賛 日本生協連2025年4月30日