花に触れ心を育てる「花育」授業実施 学校教育支援事業 JAふくしま未来2021年6月15日
JAふくしま未来は6月16日、花に触れ心を育てる学校教育支援事業「花育」の令和3年度第一回目の授業を伊達市立伊達小学校で実施する。
令和元年度の「花育」授業で生け花を体験する児童
同事業は、学校教育支援事業の一環で、日本の伝統文化や地元産業への理解を深めてもらう取り組みとして実施。2011年から始まり11年目となる今年度は、JA管内87の小学校3436人の児童が対象で、第一回は伊達小学校の5年生86人を対象に行われる。
都市部を中心に花や緑に触れる機会が減るなか、同JAは、「花育」が文化や社会の学びだけではなく、花(いきもの)を扱うことで命の大切さや、自然に触れることでの癒しの効果を期待できる情操教育として力を入れて取り組んでいる。
講師による生け花の授業の様子
授業では、いけばなの流派「池坊」の講師によるいけばなの始まりや歴史を学び、実際に児童がいけばなを制作し片づけ方や世話の仕方など、花と心と心で会話することを習う。また、同JA管内で生産されている花についてクイズにしながら紹介する。
これまでに参加した児童からは「お花も人間と同じいきもので、命があることを学んだ」「花を生けたことがなかったが、花の向きや配置で同じ花なのにみんな違う作品になっておもしろいと思った」などの感想があった。また、保護者からは「花に親しむことで、きれいという感情や水をあげるというお花との関りを改めて体験でき、やさしい気持ちを感じられてよかった」「花を生ける機会は、子どもたちのリフレッシュにつながったと思う」などの声が寄せられている。
重要な記事
最新の記事
-
再保証残高 過去最高の6兆9000億円台 全国農協保証センター2025年6月30日
-
シンとんぼ(148)-改正食料・農業・農村基本法(34)-2025年6月28日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(65)【防除学習帖】第304回2025年6月28日
-
農薬の正しい使い方(38)【今さら聞けない営農情報】第304回2025年6月28日
-
【特殊報】ウメにクビアカツヤカミキリによる被害 県内で初めて確認 三重県2025年6月27日
-
【サステナ防除のすすめ2025】連作障害"待った" 野菜の土壌消毒編(1)2025年6月27日
-
【サステナ防除のすすめ2025】連作障害"待った" 野菜の土壌消毒編(2)2025年6月27日
-
大人の食育を推進 官民連携食育プラットフォームが設立総会 農水省2025年6月27日
-
全農 備蓄米 出荷済み20万t超える 進度率7割2025年6月27日
-
食品ロス 国民1人当たり37kg 3万1800円損失 2023年度2025年6月27日
-
5月の米の家庭内消費、前年同月比で減少幅拡大 米価高騰が消費冷ます 米穀機構2025年6月27日
-
(441)「とんかつ」はなぜ各国で愛されているのか?【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年6月27日
-
【JA人事】JA松山市(愛媛県)阿部和孝組合長を再任(6月20日)2025年6月27日
-
【JA人事】JAめぐみの(岐阜県) 新組合長に渡邉健彦氏2025年6月27日
-
【JA人事】JA木曽(長野県)新組合長に亀子宗樹氏(5月29日)2025年6月27日
-
【JA人事】JAおちいまばり(愛媛県)渡部浩忠理事長を再任(6月25日)2025年6月27日
-
【JA人事】JA仙台(宮城県)藤澤和明組合長を再任2025年6月27日
-
果樹王国和歌山から旬を届ける「みのりみのるマルシェ」東京・大阪で開催 JA全農2025年6月27日
-
伊藤園と共同開発「ニッポンエール 栃木県産にっこり梨SODA」新発売 JA全農2025年6月27日
-
【役員人事】農協観光(7月1日付)2025年6月27日