消費者と生産者がリアルタイムで繋がる牧場体験 JA全農2021年7月20日
JA全農は協同乳業と協力し、酪農と牛乳乳製品の魅力を発信する「酪農の輪 プロジェクト」の一環として、生産者と消費者をリアルタイムで繋ぐ「オンライン牧場体験」企画を開始する。
農協牛乳の広告欄(左)と山岸牧場の様子
「酪農の輪 プロジェクト」は、牛乳の消費拡大と生産基盤の安定に資することを目指し、消費者・流通と酪農家との相互理解の促進や牛乳乳製品の魅力を発信する取り組み。
しかし現状は、コロナ禍で人の交流が制限され、消費者と牧場との距離が遠くなっている状況にある。そこで、国産の牛乳・乳製品への愛着を深めてもらいたいという願いをもとに、農協牛乳を通じてオンライン牧場体験の取り組みを行い、消費者に酪農の現場をより身近に感じてもらうプロジェクトを企画した。
牧場主の山岸さんと娘の愛さん
〈企画概要〉
「夏休み・親子でオンライン牧場体験ご招待キャンペーン」として、農協牛乳の側面広告や協同乳業公式Twitterを通じて募集。当選した60組を、8月24日、25日に開催される「オンライン牧場体験」に招待する。
今回オンラインで繋がる牧場は、北海道十勝士幌町で300頭の乳牛を飼っている(株)社山岸牧場。当日はオンラインでのやりとりに加え、参加者には教材として乳牛が普段食べている牧草などを届け、牧場のにおいや感触も感じられるよう工夫を凝らしている。なお、会場の山岸牧場の紹介動画をYouTubeでアーカイブ配信する。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、外食需要などの落ち込みが続く中、生乳需給の緩和が懸念されている。こうした活動を通じ、酪農や牛乳乳製品の魅力を発信するとともに、酪農業界を取り巻く環境についても理解醸成を図ることで、消費者・流通業者・酪農家との相互理解を促進していくとしている。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(174)食料・農業・農村基本計画(16)食料自給率その他の食料安全保障の確保に関する目標2025年12月27日 -
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(91)ビスグアニジン【防除学習帖】第330回2025年12月27日 -
農薬の正しい使い方(64)生化学的選択性【今さら聞けない営農情報】第330回2025年12月27日 -
世界が認めたイタリア料理【イタリア通信】2025年12月27日 -
【特殊報】キュウリ黒点根腐病 県内で初めて確認 高知県2025年12月26日 -
【特殊報】ウメ、モモ、スモモにモモヒメヨコバイ 県内で初めて確認 高知県2025年12月26日 -
【注意報】トマト黄化葉巻病 冬春トマト栽培地域で多発のおそれ 熊本県2025年12月26日 -
【注意報】イチゴにハダニ類 県内全域で多発のおそれ 熊本県2025年12月26日 -
バイオマス発電使った大型植物工場行き詰まり 株式会社サラが民事再生 膨れるコスト、資金調達に課題2025年12月26日 -
農業予算250億円増 2兆2956億円 構造転換予算は倍増2025年12月26日 -
米政策の温故知新 価格や流通秩序化 確固たる仕組みを JA全中元専務 冨士重夫氏(1)2025年12月26日 -
米政策の温故知新 価格や流通秩序化 確固たる仕組みを JA全中元専務 冨士重夫氏(2)2025年12月26日 -
米卸「鳥取県食」に特別清算命令 競争激化に米価が追い打ち 負債6.5億円2025年12月26日 -
(467)戦略:テロワール化が全てではない...【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年12月26日 -
【スマート農業の風】(21)スマート農業を家族経営に生かす2025年12月26日 -
JAなめがたしおさい・バイウィルと連携協定を締結 JA三井リース2025年12月26日 -
「省エネルギー投資促進・需要構造転換支援事業」採択 高野冷凍・工場の省エネ対策を支援 JA三井リース2025年12月26日 -
日本の農畜水産物を世界へ 投資先の輸出企業を紹介 アグリビジネス投資育成2025年12月26日 -
石垣島で「生産」と「消費」から窒素負荷を見える化 国際農研×農研機構2025年12月26日 -
【幹部人事および関係会社人事】井関農機(1月1日付)2025年12月26日


































