全事業の取扱高は前年比3%増の4兆4724億円 JA全農 2021年度事業実績2022年7月14日
JA全農は7月13日、2021(令和3)年度の事業実績を明らかにした。園芸や米穀農産など全事業を合わせた取扱高は計画4兆5000億円に対し、実績は4兆4724億円となった。計画比では99%だが前年比では3%増となった。
取扱高を事業別にみると、米穀事業や園芸事業でコロナ禍での単価安や販売数量の減少、営農・生産資材事業で建設事業の落ち込みなどがあったが、畜産事業や生活関連事業で飼料原料と燃料の相場上昇などの影響で、計画はやや下回ったものの、前年実績を上回った。
事業総利益は、飼料と燃料の棚卸益があるものの、肥料原料の高騰による収益減や、配合飼料価格安定基金の引当金計上などの影響で計画920億5200万円に対し、実績874億7200万円となった。
事業管理費はコロナ禍にともなう催事や会議などの縮小による旅費交通費や会議費などの減少で計画928億5200万円に対し、実績888億8400万円となった。
事業利益は計画▲8億円に対して、実績▲14億1100万円となった。
経常利益は、その他経常損益が計画を上回ったことにより、計画76億円に対して実績81億6800万円となった。
税引前当期利益は、減損損失の計上等で特別損益が計画を下回り、計画104億5000万円に対して実績88億4500万円となった。
当期剰余金は計画98億円に対して実績99億3000万円となった。
当期未処分剰余金は、当期首繰越剰余金23億8100万円と災害対策など積立金取崩額182億6400万円をあわせて、305億7600万円となった。
JA全農は7月27日に総代会を開く。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(159)-食料・農業・農村基本計画(1)-2025年9月13日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(76)【防除学習帖】第315回2025年9月13日
-
農薬の正しい使い方(49)【今さら聞けない営農情報】第315回2025年9月13日
-
【人事異動】JA全中(10月1日付)2025年9月12日
-
【注意報】野菜類、花き類、豆類にハスモンヨトウ 県内全域で多発のおそれ 兵庫県2025年9月12日
-
【注意報】果樹カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 佐賀県2025年9月12日
-
【石破退陣に思う】農政も思い切りやってほしかった 立憲民主党農林漁業再生本部顧問・篠原孝衆議院議員2025年9月12日
-
【石破首相退陣に思う】破られた新しい政治への期待 国民民主党 舟山康江参議院議員2025年9月12日
-
【石破退陣に思う】農政でも「らしさ」出しきれず 衆議院農水委員会委員・やはた愛衆議院議員(れいわ新選組)2025年9月12日
-
ドローン映像解析とロボットトラクタで実証実験 労働時間削減と効率化を確認 JA帯広かわにし2025年9月12日
-
スマート農業の実践と課題を共有 音更町で研修会に150名参加2025年9月12日
-
【地域を診る】個性を生かした地域づくり 長野県栄村・高橋彦芳元村長の実践から学ぶ 京都橘大学学長 岡田知弘氏2025年9月12日
-
(452)「決定疲れ」の中での選択【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年9月12日
-
秋の味覚「やまが和栗」出荷開始 JA鹿本2025年9月12日
-
「令和7年台風第15号」農業経営収入保険の支払い期限を延長 NOSAI全国連2025年9月12日
-
成長軌道の豆乳市場「豆乳の日」前に説明会を実施 日本豆乳協会2025年9月12日
-
スマート農園を社会実装「品川ソーシャルイノベーションアクセラレーター」に採択 OYASAI2025年9月12日
-
ご当地チューハイ「寶CRAFT」<大阪泉北レモン>新発売 宝酒造2025年9月12日
-
「卵フェスin池袋2025」食べ放題チケット最終販売開始 日本たまごかけごはん研究所2025年9月12日
-
「日本酒イベントカレンダー 2025年9月版」発表 日本酒造組合中央会2025年9月12日