酒米「雄町」の日本酒が集結「第13回雄町サミット開催」JA全農おかやま2022年8月25日
JA全農おかやまは8月30日、岡山県酒造好適米協議会と岡山県酒造組合と共催で、日本全国から酒米「雄町」を使った日本酒が集まる「第13回雄町サミット」を、ホテル椿山荘東京で開催する。
「雄町サミット」は、酒米「雄町」の主産地である岡山県の酒米生産者と酒蔵が、「雄町」を原料にした日本酒のPRを目的に開催しているイベント。日本全国から岡山県産「雄町」を原料米に使った日本酒が集まり、各蔵の醸す様々な「雄町らしさ」を、存分に味わえる。また、当日は日本酒専門家による歓評会も開き、「優等賞」を発表する。
酒米「雄町」は、1859年(安政6年)に備前国上道郡高島村字雄町(現岡山市中区雄町)の農家が発見した酒米で、生産量の約96%を岡山県産が占めている。栽培が難しいことから一時は生産量が激減し、"幻の酒米"と呼ばれたが、酒蔵の根強い要望により再び生産量が回復。近年では広く全国の酒蔵に愛用されるようになった。160年以上もほぼ途絶えることなく栽培され、交配されずに純血を保っている酒米は全国でも「雄町」のみ。現在広く普及している酒米品種の「山田錦」や「五百万石」は「雄町」の血統を引き継いでいる。
同イベントは、岡山県産「雄町」という同一原料米の日本酒が全国各地の蔵元から集まる会で、今年で第13回目の開催。コロナ禍で3年振りの東京開催となる今回は、36都道府県、124蔵から計209点の出品申込を受け付けている。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(90)みどりの食料システム戦略 現在の技術で実現可能でしょ(4)2024年4月20日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(7)【防除学習帖】 第246回2024年4月20日
-
土壌診断の基礎知識(16)【今さら聞けない営農情報】第246回2024年4月20日
-
地域複合農業戦略に挑む(2)JA秋田中央会会長 小松忠彦氏【未来視座 JAトップインタビュー】2024年4月19日
-
農基法改正案が衆院を通過 賛成多数で可決2024年4月19日
-
【注意報】さとうきびにメイチュウ類 伊是名島で発生多発のおそれ 沖縄県2024年4月19日
-
【農業倉庫保管管理強化月間特集】現地レポート:JA水戸 那珂川低温倉庫(茨城県) 温湿度・穀温 適正化徹底2024年4月19日
-
【農業倉庫保管管理強化月間にあたり】カビ対策を万全に 農業倉庫基金理事長 長瀬仁人氏2024年4月19日
-
食農教育補助教材を市内小学校へ贈呈 JA鶴岡とJA庄内たがわ2024年4月19日
-
【浅野純次・読書の楽しみ】第97回2024年4月19日
-
(380)震災時は5歳【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2024年4月19日
-
【JA人事】JA道北なよろ(北海道)村上清組合長を再任(4月12日)2024年4月19日
-
地拵え作業を遠隔操作「ラジコン式地拵機」レンタル開始 アクティオ2024年4月19日
-
協同組合のアイデンティティ 再確認 日本文化厚生連24年度事業計画2024年4月19日
-
料理酒「CS-4T」に含まれる成分が代替肉など食品の不快臭を改善 特許取得 白鶴酒造2024年4月19日
-
やきいもの聖地・らぽっぽファームで「GWやきいも工場祭2024」開催2024年4月19日
-
『ニッポンエール』グミシリーズから「広島県産世羅なしグミ」新発売 JA全農2024年4月19日
-
「パルシステムでんき」新規受付を再開 市場の影響を受けにくい再エネ調達力を強化2024年4月19日
-
養分欠乏下で高い生産性 陸稲品種 マダガスカルで「Mavitrika」開発 国際農研2024年4月19日
-
福島県産ブランド豚「麓山高原豚」使用『喜多方ラーメンバーガー』新発売 JAタウン2024年4月19日