春ショウガの出荷始まる JA熊本うき2024年4月3日
JA熊本うき管内で、春ショウガ(囲ショウガ)の出荷が始まった。秋に収穫したものを貯蔵施設で保管したもので、6月1日まで関東を中心に、約1000トンを出荷予定。
持ち込まれた春ショウガを確認する職員と中村部会長
JA熊本うき管内は、県内有数のショウガ産地。宇城市小川町を中心に同市豊野町や美里町で栽培され、JA生姜専門部会では115人が生産者が63ヘクタールで作付けする。そのほか、特別栽培する生産者のうち38戸でJGAP(農業生産工程)を取得するなど、農産物の安全性や環境保全にも力を入れる。また、出荷に先駆けて選別講習会を開き、出荷基準や荷造りについて確認するなど部会が一体となり高品質なショウガの出荷に努めている。
JA生姜専門部会の中村誠也部会長は「消費地でPRに力を入れ、有利販売を目指す。安全第一の作業で、春ショウガの出荷に努めたい」と話す。
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