JAしまねと業務提携を締結 ジュンテンドー2024年4月3日
JAしまねと株式会社ジュンテンドー(島根県益田市)は3月28日、1月から協議してきた業務提携に関する調印式を開き契約を締結。両者の経営資源や経営ノウハウを相互に有効活用し、地域の農業を支える基盤として、より高い機能を備えた協力関係の構築をめざす。
業務提携を締結したJAしまね石川寿樹代組合長(右)とジュンテンドーの飯塚正社長
ジュンテンドーの店舗網ではこれまで、JAしまね (島根おおち地区本部)の植物苗、正月飾り、お米を販売しており、JAブランドの品質と信頼は農家や一般の消費者に高く支持されている。同社は、経営理念に「地方都市・中山間地・離島のなくてはならないインフラになろう」を掲げ、農業園芸部門の強化とロイヤリティの向上を図っている。一方、「農業振興」「地域振興」を掲げるJAしまねは、組合員の利便性向上を課題としていることから、両者で協業に向けて検討してきた。
業務提携のイメージ
協業によりJA組合員は、JAの「おさいふカード」と連携登録したジュンテンドーの「いきいきポイントカード」を提示して買い物することで、通常の2倍となる200円に付き2ポイントが付与される。また、これまでJAの資材店舗へ苗物や鶏糞等を納入していた組合員について、JA経由でジュンテンドーの売り先を確保するなどのメリットがある。
JAのメリットとしては、稲作ごよみに掲載の肥料・農薬などJAマーク品コーナーをジュンテンドー店舗内に設置やJA「おさいふカード」へのポイント還元などがある。また、既存の資材店舗にミニホームセンターの出店の可能性を検討する。
一方、JAと連携することでジュンテンドーは、商品ラインアップを充実するとともに、農業園芸部門を強化。また、JA組合員(お財布カード会員)を紹介することで同店の利用者拡大を図る。
重要な記事
最新の記事
-
【座談会・どうするJAの担い手づくり】JA鳥取中央会・栗原隆政会長、JAみえきた・生川秀治組合長(1)2025年9月18日
-
【座談会・どうするJAの担い手づくり】JA鳥取中央会・栗原隆政会長、JAみえきた・生川秀治組合長(2)2025年9月18日
-
【座談会・どうするJAの担い手づくり】JA鳥取中央会・栗原隆政会長、JAみえきた・生川秀治組合長(3)2025年9月18日
-
【JA全農の若い力】家畜衛生研究所(3)病気や環境幅広く クリニック西日本分室 小川哲郎さん2025年9月18日
-
【全中・経営ビジョンセミナー】伝統産業「熊野筆」と広島県信用組合に学ぶ 協同組織と地域金融機関の連携2025年9月18日
-
【石破首相退陣に思う】米増産は評価 国のテコ入れで農業守れ 参政党代表 神谷宗幣参議院議員2025年9月18日
-
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】協同組合は生産者と消費者と国民全体を守る~農協人は原点に立ち返って踏ん張ろう2025年9月18日
-
「ひとめぼれ」3万1000円に 全農みやぎが追加払い オファーに応え集荷するため2025年9月18日
-
アケビの皮・間引き野菜・オカヒジキ【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第356回2025年9月18日
-
石川佳純の卓球教室「47都道府県サンクスツアー」三重県で開催 JA全農2025年9月18日
-
秋の交通安全キャンペーンを開始 FANTASTICS 八木勇征さん主演の新CM放映 特設サイトも公開 JA共済連2025年9月18日
-
西郷倉庫で25年産米入庫始まる JA鶴岡2025年9月18日
-
「いざ土づくり!美味しい富山を届けよう!」秋の土づくり運動を推進 富山県JAグループ2025年9月18日
-
日本初・民間主導の再突入衛星「あおば」打ち上げ事業を支援 JA三井リース2025年9月18日
-
ドトールコーヒー監修アイスバー「ドトール キャラメルカフェラテ」新発売 協同乳業2025年9月18日
-
「らくのうプチマルシェ」28日に新宿で開催 全酪連2025年9月18日
-
埼玉県「スマート農業技術実演・展示会」参加者を募集2025年9月18日
-
「AGRI WEEK in F VILLAGE 2025」に協賛 食と農業を学ぶ秋の祭典 クボタ2025年9月18日
-
農家向け生成AI活用支援サービス「農業AI顧問」提供開始 農情人2025年9月18日
-
段ボール、堆肥、苗で不耕起栽培「ノーディグ菜園」を普及 日本ノーディグ協会2025年9月18日