石川佳純が東北の産地を応援「ニッポンエールプロジェクト」トークショー開催 JA全農2024年4月16日
JA全農は4月13日、「ニッポンエールプロジェクト協議会」の第3弾テーマ「東北産地応援」の一環として、全農所属で全農オフィシャルアンバサダーの石川佳純さんを迎えたトークショーをイトーヨーカドーアリオ北砂店(東京都江東区)で開催した。
東北産地応援について話すJA全農の桑田専務(右)と石川さん
JA全農は、2021年6月からメーカー・販売先と協力して、国産農畜産物のPRやキャンペーンなどを展開。商品を通じて産地を応援する活動「ニッポンエールプロジェクト」に取り組んでいる。また、2023年1月には、「ニッポンエールプロジェクト」の主旨に賛同する企業が集い、同じテーマで商品を開発・販売する「ニッポンエールプロジェクト協議会」を設立した。
今回の「ニッポンエールプロジェクト協議会」第3弾は、東北産の品目をテーマに、各メーカーと商品を開発。4月9日から約2週間、イトーヨーカドー北砂店では、商品の販売とともに「ニッポンエールプロジェクト」や「東北産地応援」のPR活動を展開している。
13日に石川さんを招いて行われたトークショーでは、今回の「ニッポンエールプロジェクト協議会」のテーマ「東北産地応援」にちなみ、東北にまつわるエピソードが披露された。石川さんは「東北で一番好きな食べ物は?」と聞かれると「サクランボや桃などのフルーツも多く、お米もすごく美味しくて、東北で一番は、なかなか決められない」とコメント。また、石川さんが昨年現役を引退してから日本各地をめぐり卓球を子どもたちに教える「石川佳純47都道府県サンクスツアー」で福島県と秋田県を訪れたことについて、「福島県にお邪魔した際には、大変温かく迎え入れていただき、ユーモアのある方ばかりで楽しかったです。また、秋田県には美味しいものがたくさんあり、特に"きりたんぽ"がすごく美味しい。本場での"きりたんぽ"は一味違うので、皆さんもぜひ召し上がって欲しい」と思い出を語った。
さらに、現役時代に海外遠征をした際の現地での食事について、「ドイツへ遠征した際に、全農さんが海外の選手に日本の食材を使用したカレーと牛丼をふるまってくれた。その後、遠征で会った海外の選手から"サンキュー佳純"と大変感謝されました」とエピソードを披露し、「食」でつながる大切さを訴えた。
トークショーの最後には、JA全農の桑田義文代表理事専務が、「東北は、さまざまな農産物が作られる一方で、農家の高齢化がすすんでいる。そこで、私たちは国産の農産物を生果として販売したり、加工品を販売することで、日本の農業が持続可能な農業となるよう活動しています」と話すと、石川さんは、東北の生産者に向けて「日頃から真心を込めて作った農畜産物をいつも美味しくいただいています。感謝の気持ちを忘れず、食べることで応援していきます」とエールを贈った。また、来場者に「日本の食べ物は、本当に美味しい、四季それぞれ、旬のものを召し上がって欲しい」と語った。
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