全国農協カントリーエレベーター協議会 第52回総代会開催2024年6月6日
全国農協カントリーエレベーター協議会（全国ＣＥ協議会）は6月4日、東京・大手町のＪＡビルで第52回総代会を開催した。
全国ＣＥ協議会は1974（昭和49）年に設立され、現在、37道県216ＪＡが会員となり、施設数は724となっている。
開会のあいさつをする 大林茂松会長
開会のあいさつで同協議会会長の大林茂松ＪＡグリーン近江代表理事組合長は「ＪＡグループの米麦の集出荷拠点施設であり日本の食料基地として重要な役割を果たしている」と述べるとともに、ＣＥ施設の老朽化や再編、オペレーターの人材育成、燃料費高騰による運営コストの上昇など、「これらの課題に関係機関と連携して取り組むとともに、会員相互の連携を一層強化していく」と述べた。
来賓の農業倉庫基金 長瀬仁人理事長
来賓としてあいさつした農業倉庫基金の長瀬仁人理事長は令和5年度は品質事故は1件、火災事故はゼロだったものの、令和6年度の4月～6月の事故件数は4件で、全てカビ事故であり、倉庫におけるカビ事故防止を重点事項の一つに加えて、今後は無事故で最盛期を乗り越えるべく、呼びかけていきたい。と述べている。
その後は、2023年度事業報告・収支決算、24年度事業計画・収支予算を協議し、全ての議案が承認された。
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