JAの活動:ヒント&ピント ~JAの広報誌から~
組合員登場の「文化の秋」【ヒント&ピント~JAの広報誌から】2021年10月16日
JAの広報誌は組合員とともにつくるものである。それによって広報誌に親しみを持ち、JAへの帰属意識も育つ。その手法の一つが俳句や短歌、川柳などの投句、絵画や書道のコンクールである。「文化の秋」を意識した企画を紹介する。意外と少ないが、ヒントになりそうなものを拾った。
「冠句」「狂俳」とは?
JA尾張中央「ふれあい」(愛知県)
10月号の特集は、すばり「文芸を嗜(たしな)む」。普段、あまり馴染みのない「冠句」と「狂俳」について教えている。俳句や川柳と同じ「五・七・五」の17文字を使うが、「冠題」として最初の5文字が定められている。俳句から派生したものだが、季語や切れ字(や、かな、けり)を入れる必要はない。
狂俳は題(字数制限なし)に対して「七・五」か「五・七」の12字で作成する。江戸時代中期の庶民階級に親しまれたという。 「ふれあい」は、毎回「文芸コーナー」で投句を掲載している。
JA全青協は毎年開く全国大会で、青年部立て看板コンクール表彰を行う。その前段として、多くの青年部がJA単位でコンクールを開くが、「KOSHIERU」は、その応募作品を紹介している。青年部の創意工夫を凝らした作品が多く、事務所のロビーなどで展示し、農業の大切さを地域住民や消費者にアピールしているJAもある。
9月号では、8点の応募作品を掲載し、読者が審査し、最優秀賞、デザイン賞、アイデア賞、努力賞を決める。読者には青年部の活動を知り、より親しみを感じてもらうことができる。
自家菜園でコンクール
JAあきた北「あきた北」
JAあきた北は女性部を対象に「自家菜園コンクール」開いている。9月号では、11人が参加し、それぞれの畑を巡回しながら審査した結果を紹介。コンクールはテーマが決まっており、今回は「「おてがるロジたんメロン」と「サニーショコラライフ」(とうもろこし)の二つ。最優秀賞、優秀賞、優良賞(2点)など決める。
参加者の顔写真のほか、女性部員の応援団の集合写真も掲載し、華やかな紙面になっている。「文化」からは少し外れるが、これも一つの紙面参加。広報誌に親しみを持ってもらうためにも、顔写真は大いに使うようにしたい。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(166)食料・農業・農村基本計画(8)農業の技術進歩が鈍化2025年11月1日 -
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(83)テトラゾリルオキシム【防除学習帖】第322回2025年11月1日 -
農薬の正しい使い方(56)細菌病の防除タイミング【今さら聞けない営農情報】第322回2025年11月1日 -
酪農危機の打破に挑む 酪農家存続なくして酪農協なし 【広島県酪農協レポート・1】2025年10月31日 -
国産飼料でコスト削減 TMRと耕畜連携で 【広島県酪農協レポート・2】2025年10月31日 -
【北海道酪肉近大詰め】440万トンも基盤維持に課題、道東で相次ぐ工場増設2025年10月31日 -
米の1等比率は77.0% 9月30日現在2025年10月31日 -
2025肥料年度春肥 高度化成は4.3%値上げ2025年10月31日 -
クマ対策で機動隊派遣 自治体への財政支援など政府に申し入れ 自民PT2025年10月31日 -
(459)断食:修行から管理とビジネスへ【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年10月31日 -
石川佳純が国産食材使用の手作り弁当を披露 ランチ会で全農職員と交流2025年10月31日 -
秋の果実王 旬の柿を堪能 福岡県産「太秋・富有柿フェア」開催 JA全農2025年10月31日 -
「和歌山県産みかんフェア」全農直営飲食店舗で開催 JA全農2025年10月31日 -
カゴメ、旭化成とコラボ「秋はスープで野菜をとろう!Xキャンペーン」実施 JA全農2025年10月31日 -
食べて知って東北応援「東北六県絆米セット」プレゼント JAタウン2025年10月31日 -
11月28、29日に農機フェアを開催 実演・特価品販売コーナーを新設 JAグループ岡山2025年10月31日 -
組合員・利用者に安心と満足の提供を 共済事務インストラクター全国交流集会を開催 JA共済連2025年10月31日 -
JA全農と共同開発 オリジナル製菓・製パン用米粉「笑みたわわ」新発売 富澤商店2025年10月31日 -
【スマート農業の風】(20)GAP管理や農家の出荷管理も絡めて活用2025年10月31日 -
農業経営効率化へ 青果市況情報アプリ「YAOYASAN」に分析機能追加 住友化学2025年10月31日


































