1~6月、降雪被害20億円、降霜被害75億円2013年8月7日
農林水産省は、平成25年1月から6月までに発生した主な農作物被害をまとめ8月6日に公表した。
これによると、平成24年12月以降の降雪等による被害面積は5740ha、被害見込金額は20億1000万円となっている。
24年12月以降は、寒気の影響で低温となった日が続き、北日本の日本海側を中心に降雪量が多く、青森県の酸ヶ湯では積雪の深さが566cmとなるなど、記録的な積雪となった。
作物別の被害見込金額は、リンゴ等果樹が19億7000万円(被害総額の98%)でもっとも大きく、次いでホウレンソウ等の野菜が1500万円、小麦が1400万円となっている。
都道府県別にみると、青森県が被害総額の97%を占める19億4000万円、次いで北海道が2100万円、秋田県が1900万円となっている。
また、4月中旬以降の降霜による農作物被害は、被害面積1万5400ha、被害見込金額75億1000万円となっている。
作物別の被害見込金額は、日本ナシなどの果樹が52億9000万円(被害総額の70%)、工作農作物の茶が20億円(同27%)、スイートコーンなどの野菜が1億9200万円(同3%)となっている。
当道府県別では、長野県が27億5000万円(被害総額の37%)、次いで静岡県が19億8000万円(同26%)、栃木県15億3000万円(同20%)となっている。
重要な記事
最新の記事
-
【注意報】水稲の斑点米カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 山口県2025年7月8日
-
なぜ米がないのか? なぜ誰も怒らないのか? 令和の米騒動を考える2025年7月8日
-
2025参院選 各党に聞く「米・農政・JA」 【立憲民主党】「食農支払」で農地と農業者を守る 野田佳彦代表2025年7月8日
-
2025参院選 各党に聞く「米・農政・JA」 【自由民主党】別枠予算で農業を成長産業に 宮下一郎総合農林政策調査会長2025年7月8日
-
2025参院選 各党に聞く「米・農政・JA」 【日本共産党】価格保障・所得補償で家族農業守る 田村貴昭衆議院議員2025年7月8日
-
2025参院選 各党に聞く「米・農政・JA」 【れいわ新選組】農業予算倍増で所得補償・備蓄増を やはた愛議員2025年7月8日
-
【第46回農協人文化賞】集落と農地 地域の要 営農事業部門・広島市農協組合長、広島県農協中央会会長 吉川清二氏2025年7月8日
-
【第46回農協人文化賞】若者を育てる農協に 営農事業部門・北海道農協中央会前会長、常呂町農協前会長 小野寺俊幸氏2025年7月8日
-
トランプ政権の移民摘発 収穫できず腐る野菜「農家に大きな打撃」2025年7月8日
-
【第46回農協人文化賞】常に農協、農家のため 営農事業部門・全農鳥取県本部上席主管 尾崎博章氏2025年7月8日
-
150年間受渡し不履行がなかった堂島米市場【熊野孝文・米マーケット情報】2025年7月8日
-
2025参院選・各党の農政公約まとめ2025年7月8日
-
米価 6週連続低下 3600円台に2025年7月8日
-
【JA人事】JA秋田しんせい(秋田県)佐藤茂良組合長を再任(6月27日)2025年7月8日
-
【JA人事】JA北九(福岡県) 新組合長に織田孝文氏(6月27日)2025年7月8日
-
【JA人事】JAかながわ西湘(神奈川県)天野信一組合長を再任(6月26日)2025年7月8日
-
【JA人事】JAえひめ中央(愛媛県)新理事長に武市佳久氏(6月24日)2025年7月8日
-
宇都宮市に刈払機を寄贈 みずほの自然の森公園へ感謝と地域貢献の一環 JA全農とちぎ2025年7月8日
-
岡山の農業を楽しく学ぶ 夏休み特別企画「食の学校2025」 JA全農おかやま2025年7月8日
-
農業高校生研修を開催 秋田北鷹高等学校、増田高等学校の生徒が参加 JA全農あきた2025年7月8日