組合員視点で改革を-JA全中・奥野会長2016年4月8日
JA全中の奥野長衛会長は4月7日の定例会見で、1日から施行された改正農協法をふまえて「いかに組合員のためになる事業を立ち上げるか、努力を忘れてはならないと思う」とJA自己改革への考えを語った。
奥野会長はJA自己改革の取り組みにあたって「一円でも高く売る努力をする、そのために1円でも安く生産資材を提供していく、そういう事業の原点にしっかりと戻ることに役職員が知恵を絞っていくことが大事だ」と強調した。
とくに農家組合員から期待されている営農経済事業の強化に向けては「新たな挑戦にはリスクもともなうが、組合員にどう役立つかを忘れなければ失敗してもいいと思っている。いかに組合員のためになる事業を立ち上げるか、組合員のニーズをどう拾い上げていくか、努力を忘れてはならない」と呼びかけ、「地域に根ざして協同の力をきちんと発揮していくことが、新自由主義に対する協同組合としての対案だと思う」などと語った。
(関連記事)
・指定団体制度の機能維持を-JA全中 (16.04.07)
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