食と農 関心薄い高校3年生 日本大学川野ゼミが調査2017年10月4日
高校生(3年生)は、食と農の基本的知識が不足で、旬に関する関心が薄い。日本大学商学部川野克典ゼミナールが行なった食と農に関するアンケート調査で、現代高校生の食との農への関心のなさが浮き彫りになった。
アンケート調査は、無作為に抽出した全国普通科高校38校に郵送で依頼し、回答のあった2085人分を集計した。まず、食と農に関する基本的知識については、日本の食料自給率、小麦の自給率、農業従事者の平均年齢の3問について数字を選ぶ六者択一問題で、全て正解は4%で、都市よりは地方の高校の正解率が高いが、その差は7%ほどだった。全問正解者のうち、73%が偏差値50以上の高校だった。
また、高校3年生は、「価格」(58%)、「味」(57%)と、高い関心をもっているが、価格が安く味もよい「旬」に対しては5.4%にすぎなかった。一方、食事に関する考え方に最も影響を与えているのは「母親」が64%で、「学校給食」や「家庭科の授業」は、それぞれ17%、12%だった。
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