ICT活用で鳥獣害対策 金沢でフォーラム開催 農研機構2018年10月30日
農研機構は11月27日、金沢市で「ICT活用による鳥獣被害の総合的低減対策」をテーマに北陸地域マッチングフォーラムを開催する。
近年、過疎化や高齢化により耕作放棄地が増加し、狩猟者の減少などにより鳥獣被害が中山間地域を中心に深刻化・広域化している。このフォーラムでは、鳥獣被害について現状と対策を紹介し、機器の展示・説明や技術相談、パネルディスカッションなどを行う。また、「農業データ連携基盤(WAGRI)」と「スマート農業技術の現場への実装」について農水省から最新の情報提供と、来場者との意見交換も行う。
日時:11月27日(火)11:00~17:00
場所:金沢勤労者プラザ(石川県金沢市北安江)
参加費:無料
参加申込はH30北陸地域マッチングフォーラム「ICT活用による鳥獣被害の総合的低減対策」参加申込から
プログラム:
◆スマート農業の実現に向けて(農林水産省大臣官房政策課技術政策室)
▽農業データ連携基盤(WAGRI)について
▽スマート農業技術の現場への実装について
◆ICT活用による鳥獣被害の総合的低減対策
▽展示機器・ポスターの説明、技術相談
・展示メーカー((株)末松電子製作所、(株)アイエスイー、(株)サーキットデザイン、(株)野生動物保護管理事務所)
▽講演:
・被害防除技術やICT捕獲技術の利活用に至る広域社会実験による管理技術の確立:山端直人(兵庫県立大学)
・農研機構の鳥害対策とICT利用の可能性:山口恭弘(農研機構中央農業研究センター)
・鯖江市の鳥獣害の現状と対策:中田都(鯖江市作業環境部(鳥獣害のない里づくり推進センター))
▽パネルディスカッション
・パネリスト:中田都(鯖江市)、二平聡(北陸農政局)、山端直人(兵庫県立大学)、高橋完((株)アイエスイー)、山口恭弘(農研機構中央農業研究センター)
(関連記事)
・畜産・果樹でマッチングミーティング 農水省(18.10.25)
・カラス対策など動画マニュアルで紹介 農研機構(18.03.19)
・鳥獣被害約172億円 28年度(18.01.22)
・第5回全国鳥獣被害 対策サミット開催へ(18.01.12)
・ドローン活用の鳥獣害対策(17.10.18)
・鳥獣対策で小諸市などに大賞(17.02.28)
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(149)-改正食料・農業・農村基本法(35)-2025年7月5日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(66)【防除学習帖】第305回2025年7月5日
-
農薬の正しい使い方(39)【今さら聞けない営農情報】第305回2025年7月5日
-
【注意報】斑点米カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 石川県2025年7月4日
-
(442)エーカレッジ(作付面積)から見る変化【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年7月4日
-
【JA人事】JAながさき県央(長崎県)里山耕治組合長を再任(6月27日)2025年7月4日
-
人的資本を人事制度で具体化する 「令和7年度 人事制度改善セミナー」開催 JA全中2025年7月4日
-
「有機薄膜太陽電池」で発電した電力 ブドウの着色に活用 実証実験開始 山梨県2025年7月4日
-
株主優待制度を新設 農業総研2025年7月4日
-
夏の訪れ告げる初競りの早生桃 福島県産「はつひめ」販売 青木フルーツ2025年7月4日
-
ニッテン「スズラン印」ロゴマークをリニューアル 日本甜菜製糖2025年7月4日
-
「国際協同組合年」認知度調査「生協に参加したい」が7割 パルシステム2025年7月4日
-
洋菓子のコロンバン主催「全国いちご選手権」あまりんが4連覇達成2025年7月4日
-
野菜わなげや野菜つり 遊んで学ぶ「おいしいこども縁日」道の駅とよはしで開催2025年7月4日
-
北海道初進出「北海道伊達生産センター」完成 村上農園2025年7月4日
-
震災乗り越え健康な親鶏を飼育 宮城のたまご生産を利用者が監査 パルシステム東京2025年7月4日
-
神奈川県職員採用「農政技術(森林)経験者」受験申し込み受付中2025年7月4日
-
神奈川県職員採用「獣医師(家畜保健衛生分野)経験者」受験申し込み受付中2025年7月4日
-
信州の味が集結 JA全農長野×ファミマ共同開発商品 長野県知事に紹介2025年7月4日
-
障害者のやりがい・働きがい・生きがい「ガチャタマ」で応援 パルシステム埼玉2025年7月4日