穀粒判別器の測定精度を検討 農水省検討チーム2019年5月29日
農林水産省は、5月30日に同省会議室において「穀粒判別器に関する検討チーム」(第1回)を開催し、測定精度や効率的な検査方法などの検討を始める。
農業競争力強化支援法などにおいて、「農産物流通等に係る規格について、農産物流通等の現状及び消費者の需要に即応して、農産物の公正かつ円滑な取引に資するため、国が定めた当該規格の見直しを行う」と規定されている。
このため、同省は、国が定めた農産物流通等に係る規格の見直しに関して、2019年1月から3月までに農産物規格・検査に関する懇談会を開催し、同年3月29日に農産物規格・検査に関する懇談会における中間論点整理を行った。
その中で、穀粒判別器については「農産物検査に新型の穀粒判別器を活用していくことは、検査の合理化の観点から一定の意義はある。しかしながら、測定精度や効率的な検査方法等を検証した上で判断する必要があることから、専門家で構成される検討会において技術的な検討を行い、結論を得る必要」との整理がなされている。
このため、同省では、第1回検討チームを5月30日(木)15時?16時30分に同省会議室で開催する。
検討チームの委員は次のとおりである。
▽大坪研一(新潟薬科大学応用生命科学部応用生命科学科特任教授)
▽杉山隆夫(国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構農業技術革新工学研究センター戦略推進室シニアコーディネーター)
▽田中秀幸(国立研究開発法人産業技術総合研究所計量標準総合センター物質計測標準研究部門計量標準基盤研究グループ長)
同省ホームページのURLは次のとおり。
「穀粒判別器に関する検討チーム(第1回)」の開催及び一般傍聴について(農林水産省)
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