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シルク市場創出めざす 「新蚕業プロジェクト方針」策定 農水省2019年9月19日

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 農林水産省は、シルクを利用した新たな市場創出と、需要にあった生産体制の構築に向け、政府や関係機関などが今後実施すべき取り組みの方向性を示す「新蚕業プロジェクト方針」策定した。

 日本の養蚕業は、国内の絹織物の需要減少や、養蚕農家の高齢化、担い手不足の深刻化などにともない、著しく衰退してきた。
 一方、遺伝子組換え技術の進展によるさまざまな機能を持つ「機能性シルク」の開発や、化粧品、医薬品、医療用器具など非繊維用途での新たなシルクの利用に関する研究開発が進められるなど、将来的なシルクの需要拡大への期待が高まっている。
 農水省では、シルクを利用した新たな市場創出と、需要にあった生産体制の構築に向け、今後の取組方針として以下のことを示すとともに、これらの取り組みを推進するため、シルク関係者の連携体制の構築を目指し、「全国シルクビジネス協議会(仮称)」の立ち上げを提案している。

【繊維用途】
▽新たに繭・生糸を扱おうとする実需者と生産余力のある農家に関する情報交換やマッチング、需要拡大の取り組みなどを実施。
▽遺伝子組換えカイコについて、必要な品種や量の繭・生糸がスムーズに事業者に供給されるための生産体制の強化や、機能性シルクの需要拡大の取り組みなどを実施。

【非繊維用途】
▽非繊維分野での需要拡大に向けた研究機関・企業・産地のマッチングや、シルク素材に関する情報発信などを実施。
▽シルク素材向け繭の生産性向上のための人工飼料飼育技術の確立、需要者のニーズに応じた新たなシルク素材の開発の取り組みなどを実施。

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