台風15号・19号とその後の大雨の農林水産被害額3100億円を突破 2019年11月14日
農林水産省が11月14日5時現在でまとめた台風19号とその後の「低気圧による大雨」と、台風15号による農林水産関係被害額(11月6日17時現在)の合計が3100億円を超えた。
台風19号とその後の大雨による農業関係の被害は34都府県に及び、被害額額は1784億円を超えた。これに林野関係と水産関係の被害を合わせた38都道府県の農林水産関係被害は2585億円を超えている(11月14日5時現在)。
さらに台風15号の農業関係被害額476億円、林野関係被害額30億円、水産関係被害額17億円を合わせると、農業関係被害額は2260億円、林野関係被害額は713 億円、水産関係被害額は136億円となり、これらを合わせた農林水産被害額は3108億円超となっている。
なお、都道府県が農水省への報告したものには、被害数の報告のみで被害額は調査中のものがあり、今後とも被害額は増える見通し。


(関連記事)
・台風19号とその後の大雨の農林水産被害額2000億円を突破(2019.11.05)
・台風19号とその後の大雨の農林水産被害額1573億円超に(2019.11.01)
・台風19号とその後の大雨で農業被害額は34都府県で800億円超(2019.10.30)
・台風19号の農業被害は31都府県783億円超に(2019.10.29)
・農業関係被害拡大 台風19号の被害778億円に(2019.10.28)
・台風19号の農業被害は30都府県で600億円超(2019.10.24)
・農作物 広範囲で冠水-台風19号 被害調査急務(2019.10.16)
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(174)食料・農業・農村基本計画(16)食料自給率その他の食料安全保障の確保に関する目標2025年12月27日 -
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(91)ビスグアニジン【防除学習帖】第330回2025年12月27日 -
農薬の正しい使い方(64)生化学的選択性【今さら聞けない営農情報】第330回2025年12月27日 -
世界が認めたイタリア料理【イタリア通信】2025年12月27日 -
【特殊報】キュウリ黒点根腐病 県内で初めて確認 高知県2025年12月26日 -
【特殊報】ウメ、モモ、スモモにモモヒメヨコバイ 県内で初めて確認 高知県2025年12月26日 -
【注意報】トマト黄化葉巻病 冬春トマト栽培地域で多発のおそれ 熊本県2025年12月26日 -
【注意報】イチゴにハダニ類 県内全域で多発のおそれ 熊本県2025年12月26日 -
バイオマス発電使った大型植物工場行き詰まり 株式会社サラが民事再生 膨れるコスト、資金調達に課題2025年12月26日 -
農業予算250億円増 2兆2956億円 構造転換予算は倍増2025年12月26日 -
米政策の温故知新 価格や流通秩序化 確固たる仕組みを JA全中元専務 冨士重夫氏(1)2025年12月26日 -
米政策の温故知新 価格や流通秩序化 確固たる仕組みを JA全中元専務 冨士重夫氏(2)2025年12月26日 -
米卸「鳥取県食」に特別清算命令 競争激化に米価が追い打ち 負債6.5億円2025年12月26日 -
(467)戦略:テロワール化が全てではない...【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年12月26日 -
【スマート農業の風】(21)スマート農業を家族経営に生かす2025年12月26日 -
JAなめがたしおさい・バイウィルと連携協定を締結 JA三井リース2025年12月26日 -
「省エネルギー投資促進・需要構造転換支援事業」採択 高野冷凍・工場の省エネ対策を支援 JA三井リース2025年12月26日 -
日本の農畜水産物を世界へ 投資先の輸出企業を紹介 アグリビジネス投資育成2025年12月26日 -
石垣島で「生産」と「消費」から窒素負荷を見える化 国際農研×農研機構2025年12月26日 -
【幹部人事および関係会社人事】井関農機(1月1日付)2025年12月26日


































