台風19号とその後の大雨の農林水産被害額1573億円超に 2019年11月1日
農林水産省が10月31日5時現在でまとめた「令和元年台風第19号等に係る被害情報」によると、台風19号とその後の「低気圧による大雨」で生じた被害額は、農林水産関係被害で1573億円を超え、うち農業関係の被害額だけで1028億円を超えた。

◆農業関係は1028億超に
農林水産関係の被害は38都府県で発生し、被害額は10月31日5時現在で、1573億1000万円となった。うち農業関係の被害は34都府県で、1028億2000万円となっている(表)。
これは、台風15号の農業関係被害額462億7000万円の2.2倍を超えている。
なお、都道府県が農水省への報告したものには、被害数の報告のみで被害額は調査中のものがあり、今後とも被害額は増える見通し。
(関連記事)
・台風19号とその後の大雨で農業被害額は34都府県で800億円超(2019.10.30)
・台風19号の農業被害は31都府県783億円超に(2019.10.29)
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・農作物 広範囲で冠水-台風19号 被害調査急務(2019.10.16)
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