GREEN×EXPO 2027の開催まで1年 新公式アンバサダーに「ゆず」 2027年国際園芸博覧会協会2026年3月19日
(公社)2027年国際園芸博覧会協会(GREEN×EXPO協会)は3月19日、開催1年前を迎えて記者会見を開き、最新の準備状況を明らかにした。新キャッチコピー「地球と。咲きに行こう。」を発表するとともに、公式アンバサダーも従来からの芦田愛菜さんに加えて、新たに「ゆず」(北川悠仁さん、岩沢厚治さん)が就任したことも公表した。
横浜の魅力を伝えたい
GREEN×EXPO協会の筒井義信会長
GREEN×EXPO協会の筒井義信会長(日本経団連会長)は開催まで1年を迎え、現在の準備状況を説明し「精力的に取り組んでおり、花と緑で彩られた会場で来場者を笑顔で迎えたい」とあいさつした。
次いで、芦田さんと公式マスコットキャラクター「トゥンクトゥンク」が登壇。芦田さんは新キャッチコピーについて「地球に自然を増やしていきたい、人生も自然とともに豊かになって夢を咲かせるなど、受け取る人によって様々な想像をさせる」と期待を示した。
左から芦田愛菜さん、ゆずの北川悠仁さん、岩沢厚治さん
新アンバサダーの「ゆず」の発表に先駆け、GREEN×EXPO会場で「ゆず」にちなんで柚子の木の植樹を行った動画が紹介された。登壇した二人は、公式アンバサダー就任について「2027年にはデビュー30周年で不思議な深いご縁を感じる。思いっきり盛り上げたい」(北川さん)「生まれも育ちも横浜なので光栄。横浜は海だけでなく、自然も緑も多く、魅力を伝えたい」(岩沢さん)と意欲を述べた。
「ゆず」との新たな取り組みとして、GREEN×EXPO 2027とのコラボレーションソングを制作することも発表された。北川さんは「未来を切り開く力強さと木々や花々の美しさや優しさも表現し、会場を盛り上げられれば」と語った。
政府・自治体関係者が決意
会見では政府、自治体の関係者も登壇し、準備状況や今後の取り組みも紹介した。
鈴木憲和農水大臣
鈴木憲和農水大臣は最初に、ホワイトデーで妻にオレンジのチューリップを送り「ワンコインの花で妻と子どものプライスレスの笑顔を見ることができた」エピソードを紹介。特に、GREEN×EXPOの「日本政府苑」について、「我が国の自然との対話から生まれた知恵や技、それが発展した日本庭園や生け花、盆栽など日本ならではの文化の本物を鑑賞していただく。また、完全閉鎖型植物工場やペロブスカイト太陽電池など令和の日本の技術を活用し、地球規模の課題を解決して持続可能な社会を築く、未来の姿を分かりやすく発信する」と紹介した。
金子恭之国交大臣・国際園芸博覧会担当大臣はビデオで「魅力的なコンテンツを充実し、誰もが楽しめる園芸博にする。オールジャパンで盛り上げたい」とあいさつした。井野俊郎経産副大臣・内閣府副大臣万博担当は「大阪・関西万博のいい効果を伝えたい」と述べた。
山中竹春横浜市長
山中竹春横浜市長は「ホストシティとして何度でも訪れたい、子どもたちの一生の記憶に残る万博を作り上げたい。環境に優しい未来の社会の姿を体感することで、意識や行動の変化につながる万博にしたい。一都三県では初の万博であり、地元横浜から盛り上げ、熱気を全国に波及させたい」と述べた。
黒岩祐治神奈川県知事
黒岩祐治神奈川県知事は、国際園芸博の県の出展テーマ「"Vibrant INOCHI(バイブラント いのち)" 一人ひとりの"いのちが輝く"」や、地球温暖化をテーマにして製作した絵本『あちちち地球とだいじなやくそく! ニコとサクのだいぼうけん』の普及、県で準備するミュージカルなどの取り組みを紹介し、「機運醸成に向けて体を張って全国を行脚し、みんなで作り上げ、参加し、盛り上げる」と語った。
情報発信や出展概要を紹介
GREEN×EXPO協会からは最新の事業内容が発表された。3月19日から、準備状況などの情報をYouTube動画で発信する「GREEN×EXPOダイレクト」の配信をスタートしたことを明らかにした。
国際出展では、参加表明が目標としている70程度の国際機関・国を上回り、「多様な文化やメッセージを発信する」と紹介。代表して、在日米国大使館のアーロン・D・スナイプ臨時大使が登壇し、米国は国際園芸博は初の出展で「日本との深い絆を示す絶好の機会」と述べ、独立宣言でも触れられている「幸福の追求」をテーマにしたことを紹介した。
出展・店者の新規・追加情報を公表
屋外空間と展示施設で独自の体験やコンテンツを提供するビレッジ出展と、屋外と営業施設で飲食や物販を提供するテーマ営業出店のそれぞれ概要を初めて公開した。ビレッジ出展は東急グループ、大和ハウスグループ、相鉄グループ、清水建設。テーマ営業出店はJAグループ、丸兆、明治グループ、ヤマザキパングループのそれぞれ4社。
各分野のプロが庭園や花壇、生け花、盆栽、新品種・希少種などを出展する花・緑出展では、沖縄美ら海水族館(沖縄美ら島財団)、住友林業緑化、タカショー、ベルグアース、青森県、千葉県、大分県、静岡県の概要を初めて公開した。同展の出展者は381件となり、神奈川県を含む全都道府県、横浜市を含む全政令指定都市の出展が決まっている。内訳は、重複を含めて屋外179件、屋内(全期間)21件、屋内(短期間)216件となっている。
独法(独立行政法人)都市再生機構(UR都市機構)の出展概要も初公開した。特別協力パートナー(資金助成)として日本財団が加わったことも紹介され、尾形武寿理事長が「GREEN×EXPOは、財団が目指す多様性を持った社会づくりのきっかけになる」と述べた。
大型プロジェクトの新たに加わった協賛者として、プラチナパートナーの日本生命保険(テーマ館プロジェクト)とピエクレックス(にぎわい創出プロジェクト)、ゴールドパートナーのサントリーホールディングス(にぎわい創出プロジェクト)の3者が紹介された。すでに公表している、ダイヤモンドパートナーの大成建設グループ(魅力創出プロジェクト)とプラチナパートナーの明治安田生命保険(にぎわい創出プロジェクト)の展示概要も紹介された。
2025年12月25日まで公募していた会場内モビリティ営業出店は、泉陽興業とマクニカの2社が内定した。また、日本郵便が入場ゲート付近に郵便局を1カ所開設することも明らかにした。
主催者展示「テーマ館」のウェブサイトも同日公開した。「全ての生命はつながっている。植物を中心に」をコンセプトに、植物たちの知られざる能力と、生命同士の複雑で巧妙なつながりを映像技術や研究成果、アート、エンターテインメントによって届ける。
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