家族・小規模農業重視を-野党共同会派が提言2020年3月25日
野党共同会派は2月24日、食料・農業・農村基本計画改定に関する提言を江藤拓農相に提出した。
野党共同会派が江藤農相に提言 農林水産大臣室
提言では食料自給率についての指標が、これまでの政策との連続性をふまえて「カロリーベース」を前提とすることや、家族農業や小規模農業を重視し、兼業や法人など「多様な農業」を推進していくべきだとした。
安倍政権の農政は規制改革推進会議などの議論を背景に改革が進められ、産業政策が優先されたとして、地域政策の充実を訴えた。
また、貿易自由化が進むなか、食の安心・安全の確保、農業・農村の多面的機能を発揮するため、農村に暮らし続けることができるよう「直接支払い」を進めるべきだと提言した。
提言を受け取った江藤農相は「国会の衆参農林水産委員会は与野党ともめざすべき視点は同じ。提言は尊重すべきと考えている」などと話し、基本計画の自給率目標については、基本は「カロリーベースなんだということが分かるように(記述)していきたい」と語った。
提言は、立憲民主党農林水産部会長・宮沢由佳氏、国民民主党・徳永エリ氏、社会民主党農林水産部会長・吉田忠智氏、社会保障を立て直す国民会議政調会長・重徳和彦氏の連名で提出された。
重要な記事
最新の記事
-
米粉で地域振興 「ご当地米粉めん倶楽部」来年2月設立2025年12月15日 -
25年産米の収穫量746万8000t 前年より67万6000t増 農水省2025年12月15日 -
【年末年始の生乳廃棄回避】20日から農水省緊急支援 Jミルク業界挙げ臨戦態勢2025年12月15日 -
高温時代の米つくり 『現代農業』が32年ぶりに巻頭イネつくり特集 基本から再生二期作、多年草化まで2025年12月15日 -
「食品関連企業の海外展開に関するセミナー」開催 近畿地方発の取組を紹介 農水省2025年12月15日 -
食品関連企業の海外展開に関するセミナー 1月に名古屋市で開催 農水省2025年12月15日 -
【サステナ防除のすすめ】スマート農業の活用法(中)ドローン"功罪"見極め2025年12月15日 -
「虹コン」がクリスマスライブ配信 電話出演や年賀状など特典盛りだくさん JAタウン2025年12月15日 -
「ぬまづ茶 年末年始セール」JAふじ伊豆」で開催中 JAタウン2025年12月15日 -
「JA全農チビリンピック2025」横浜市で開催 アンガールズも登場2025年12月15日 -
【地域を診る】地域の農業・農村は誰が担っているのか 25年農林業センサスの読み方 京都橘大学学長 岡田知弘氏2025年12月15日 -
山梨県の民俗芸能「一之瀬高橋の春駒」東京で1回限りの特別公演 農協観光2025年12月15日 -
迫り来るインド起点の世界食糧危機【森島 賢・正義派の農政論】2025年12月15日 -
「NARO生育・収量予測ツール」イチゴ対応品種を10品種に拡大 農研機構2025年12月15日 -
プロ農家向け一輪管理機「KSX3シリーズ」を新発売 操作性と安全性を向上した新モデル3機種を展開 井関農機2025年12月15日 -
飛翔昆虫、歩行昆虫の異物混入リスクを包括管理 新ブランド「AiPics」始動 日本農薬2025年12月15日 -
中型コンバインに直進アシスト仕様の新型機 井関農機2025年12月15日 -
大型コンバイン「HJシリーズ」の新型機 軽労化と使いやすさ、生産性を向上 井関農機2025年12月15日 -
女性活躍推進企業として「えるぼし認定 2段階目/2つ星」を取得 マルトモ2025年12月15日 -
農家がAIを「右腕」にするワークショップ 愛知県西尾市で開催 SHIFT AI2025年12月15日


































