安全な農薬使用を推進 令和2年度農薬危害防止運動実施 農水省2020年5月18日
農林水産省は6月から8月にかけて、厚生労働省、環境省などと共同で、「農薬危害防止運動」を実施。農薬の使用に伴う事故・被害を防止するため、農薬の安全かつ適正な使用や保管管理、環境への影響に配慮した農薬の使用等を推進する。
同省は、農薬取締法、毒物および劇物取締法等に基づいた、農薬の適正な取り扱いについて関係者を指導している。6月から8月は、農薬を使用する機会が増えることから、農薬の使用に伴う人や家畜への危害を防止するために効果的なこの時期に「農薬危害防止運動」を実施する。
令和2年度の運動のテーマは「農薬は 周りに配慮し 正しく使用」。周辺の環境への農薬の飛散防止を徹底することなどを重点的に指導する。実施期間は、6月1日から8月31日までの3か月間。
おもな実施事項は以下のとおり。
(1)啓発ポスターの作成及び配布、新聞への記事掲載等による、農薬及びその取り扱いに関する正しい知識の普及啓発
(2)農薬による事故を防止するための指導
(3)農薬の適正使用等についての指導
(4)農薬の適正販売についての指導
(5)有用生物や水質への影響低減のための関係者の連携
なお、今年度の運動は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止に配慮し、密閉空間、密集場所、密接場面を避けて実施する。
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