おうちで「プチ贅沢」希望 全国の60歳以上に聞いた「敬老の日調査」 農水省2020年9月15日
農林水産省が推進する国産の農林水産物の販売促進キャンペーン「#元気いただきますプロジェクト」は、9月21日の敬老の日を前に、全国の60歳以上のおじいちゃん・おばあちゃん300人を対象に、敬老の日に関する調査を行った。
調査の結果、今年の敬老の日は自宅でいつもと変わらず過ごす予定のおじいちゃん・おばあちゃんが多いものの、できれば、「子どもや孫と食事を楽しみたい」「少し贅沢な食事ができればうれしい」などの本音が聞かれた。主な調査結果は以下の通り。
60歳以上の8割が「家でいつもと変わらず過ごす予定」
調査を行った8月末時点で、子どもや孫に会う予定の有無を聞くと、67.3%は「現時点で直接会う予定はない」と回答。また、敬老の日の過ごし方を聞くと、「家でいつもと変わらずに過ごす予定」と答えた人が81.3%と最も多かった。コロナ禍で迎える今年の敬老の日は、子や孫に会わずステイホームで過ごすのがスタンダードのようだ。
本心は「子や孫と食事」「少し贅沢な食事」を希望
普段通りに過ごす予定の敬老の日だが、希望を聞くと、64.0%が「自宅に子どもや孫を呼んで、一緒にいつものような食事ができればうれしい」と回答。できれば家族そろって過ごしたいというのが本音のようで、「いつもより少し贅沢をした食事ができればうれしい」(54.7%)、「配偶者にいつもより少し贅沢なプレゼントができればうれしい」(45.3%)という意見もあった。
欲しい物の上位は、フルーツ、花、肉
敬老の日に欲しいものを聞くと、「洋菓子・和菓子」、「フルーツ」、「お酒」、「花」などが上位。ほかにも、タンパク源として積極的に取りたい「肉」をはじめ、「花」「水産物」に、血流を良くするルチンが豊富な「そば」、カテキンが豊富な「お茶」など、敬老の日にふさわしい健康長寿のアイテムが挙がった。
調査の結果をふまえ農水省は、「おじいちゃん・おばあちゃんに#元気いただきますギフトを贈ろうキャンペーン」を9月21日まで実施中。プチ贅沢な「敬老の日」ギフトをラインアップした特設サイトをオープンした。敬老の日のギフトに望まれている「少し贅沢な」食事やプレゼントが厳選された国産食材・商品の中から選べ、お得に購入できる。また、同省は敬老の日にちょっと奮発して国産食材を買うことで行き場を失った食材や生産者を助けることにつながると、購入を呼び掛けている。同サイトで紹介している商品は、すべて送料無料。
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