主食用米価 低下見通しやや強まる-米穀機構2021年2月8日
米穀機構が毎月行っている「米取引関係者の判断に関する調査」の1月分が2月4日に発表された。
主食用米の需給動向の現状をどう見ているかの判断DI値は前月からマイナス3の「22」となり、需給緩和の見通しを強めている関係者が増えたことが示された。
向こう3か月の見通し判断DI値は、同じくマイナス3の「23」となった。
主食用米の価格水準の現状判断DI値はプラス1の「37」で横ばいとなった。また、向こう3か月の見通し判断DI値は、マイナス3の「36」となり米価水準が低くなるとの見方が強まっていることが示された。
需給や価格の動向について判断した要因は「米穀の調達状況」が41%ともっとも多く、次いで「国内の在庫水準」が30%、「消費者の動向」が18%となっている。
来月の価格についての見通し判断DI値は生産者ではプラス2の「50」で高くなるとの見通しと低くなるとの見通しが拮抗している、一方、集出荷業者はマイナス2の「44」、卸業者はプラス1の「42」、小売業者では前月と変わらず「48」だった。
来月の在庫量についての見通し判断DI値は生産者ではマイナス3の「33」、集出荷業者ではマイナス3の「37」、卸業者ではプラス1の「39」、小売業者ではプラス7の「47」となった。小売段階で在庫が増えるとの見方が強まっていることが示された。
重要な記事
最新の記事
-
不測事態の食料確保、スマート農業法など3法案 衆院で審議スタート2024年4月25日
-
【注意報】麦類に赤かび病 県内全域で多発のおそれ 滋賀県2024年4月25日
-
【注意報】果樹カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 鳥取県2024年4月25日
-
【注意報】ウメ、モモ、などに果樹カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 和歌山県2024年4月25日
-
【特殊報】キュウリに「キュウリ黄化病」府内で初めて確認 京都府2024年4月25日
-
電動3輪スクーター「EVデリバリー」JA豊橋に導入 ブレイズ2024年4月25日
-
ほ場作業の約9割を自動化するオートコンバイン「YH6135,A7135,A」発売 ヤンマー2024年4月25日
-
むらぐるみの共同労働【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第288回2024年4月25日
-
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】「農村は国の本」~焚書として消された丸本彰造著『食糧戰爭』が復刻された2024年4月25日
-
【JA人事】JA水戸(茨城県)新組合長に園部優氏(4月21日)2024年4月25日
-
【人事異動】フジタ(4月1日付)2024年4月25日
-
米麦水分計PB-Rを新発売 ケツト化学2024年4月25日
-
全国の小学校・児童館に横断旗を寄贈「7才の交通安全プロジェクト」こくみん共済 coop2024年4月25日
-
自然とふれあう農業体験 伊勢崎市で27日に開催 パルシステム群馬2024年4月25日
-
野菜の鮮度保持袋で物流2024年問題解決へ「JAGRI KYUSHU」に出展 ベルグリーンワイズ2024年4月25日
-
粉末化でフードロス解決に挑戦 オンラインセミナー開催 アグリフューチャージャパン2024年4月25日
-
長期保存食「からだを想う野菜スープ」シリーズ新発売 アルファー食品2024年4月25日
-
生産者と寄附者が直接つながる「ポケマルふるさと納税」が特許取得 雨風太陽2024年4月25日
-
焼けた香りや音に満足感「パンの食習慣」アンケート実施 パルシステム2024年4月25日
-
埼玉県産いちごの魅力を伝える「いちごソング」が完成2024年4月25日