「スマート・オコメ・チェーンコンソーシアム」設立 会員を募集 農水省2021年6月14日
農林水産省は6月11日、スマートフードチェーンを米の分野で構築し活用した民間主導でのJAS規格制定を進めるため、スマート・オコメ・チェーンコンソーシアムを設立し、会員の募集を始めた。
同省は、農産物規格・検査が農産物流通の現状や消費者ニーズの変化に対応するものになるよう、2020年9月に設置した「農産物検査規格・米穀の取引に係る検討会」などで検討を進め、5月にとりまとめを公表した。検討会では、生産から消費までの情報を連携し、生産や販売における付加価値の向上や、流通の最適化などにより農業者の所得を向上させる基盤(スマートフードチェーン)を米の分野で構築。これを活用した民間主導によるJAS規格制定を進めることや、そのためのコンソーシアムを設置することを決めた。
同コンソーシアムでは、(1) 国際標準化を視野に入れた海外調査、国際ワークショップの開催、現場実証などを通じたスマート・オコメ・チェーンの検討、(2)スマート・オコメ・チェーンを活用したJAS規格素案の策定とその現場実証、JAS規格原案の内容の検討などを通じた、民間主導によるJAS規格制定の申出の実現に向けた関係者の共通認識の醸成及び支援などの活動を実施する。コンソーシアムの参画対象は、生産者、流通事業者、実需者、関連企業、消費者団体、地方公共団体など。申請は、以下の特設サイトから登録する。
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