英国が日本産食品の輸入規制を本日撤廃 東日本大震災関連で 農水省2022年6月29日
農林水産省は6月29日、東京電力福島第一原子力発電所の事故発生時より続いていた、英国による日本産食品に対する放射性物質輸入規制が撤廃されたことを発表した。
英国の輸入規制について、6月25日にスコットランド議会で、同29日にイングランド議会とウェールズ議会で規制を撤廃するための法案が成立。これにより6月29日、英国で適用されていた日本産食品に対する放射性物質輸入規制が、北アイルランドを除いて撤廃された。
なお、北アイルランドについては、英EU間の合意に基づき、EUによる日本産食品に対する放射性物質輸入規制が適用されている。また、6月28日に行われた日英首脳会談では、英国ジョンソン首相から輸入規制の撤廃について発言があった。同省は、今回の規制緩和を機に、マーケットインの発想に基づき、英国への農林水産物・食品の輸出促進にも積極的に取り組む。
各国・地域の輸入規制の状況として、2011年の福島第一原子力発電所の事故後、55の国・地域が、日本産食品の輸入規制を導入。今回の英国の規制撤廃により、規制を維持しているのは13か国・地域まで減少した。同省は、東日本大震災から10年以上が経過する中、現在も輸入規制を維持する13か国・地域に対しては、政府一体となって、引き続き規制撤廃を働きかけていく。
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