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水稲のいもち病等 地域によって多発に注意 令和4年度病害虫発生予報6号 農水省2022年8月12日

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農水省は8月10日、令和4年度病害虫発生予報第6号を発表した。水稲では、斑点米カメムシ類の発生が、北海道、東北、北陸、東海、近畿、中国および四国の一部の地域で多くなると予想。野菜では、オオタバコガの発生が、関東、東海、北陸、近畿、中国、四国および九州の一部の地域で多くなると予想されている。また、果樹では、果樹カメムシ類の発生が、南東北、関東、東海、近畿、中国、四国および北九州の一部の地域で多くなると予想されている。

各作物の詳細は以下の通り。

◎水稲
水稲で各地の平年値より発生が「多い」・「やや多い」と予想される病害虫とその地域は次の通り。

水稲

・斑点米カメムシ類の発生が、北海道、東北、北陸、東海、近畿、中国及び四国の一部の地域で多くなると予想。今年は現時点で15道府県から延べ18件の注意報が発表されている。同虫類による被害の程度は、出穂期、水田への本虫類の侵入量、カメムシの発生種の構成等によって異なる。都道府県の発表する発生予察情報等を参考に、水田の観察を行い、適期に防除を行う。

なお、同虫類は、水田周辺の雑草に生息し、出穂期になると水田に侵入し穂を加害する。水田周辺雑草の除草は本虫類の発生量の抑制に効果的だが、出穂期直前の除草は、同虫類の水田への侵入を助長し被害を増加させるおそれがあるため、出穂期の10日前までに完了する。
・いもち病の発生が、北東北、甲信、近畿、中国および四国の一部の地域で多くなると予想。岩手県、長野県、滋賀県、京都府、山口県および高知県から注意報が発表されている。今後、断続的な降雨がある場合には同病が急激に発生するおそれがある。また、葉いもちの発生が多く、上位葉に葉いもちの病斑が見られる場合は、葉いもちから穂いもちへの移行が懸念される。都道府県の発表する発生予察情報等を参考に、水田の観察を行い、同病の発生状況に応じて穂いもちに移行しないように防除する。
なお、一部の薬剤に対して耐性菌が発生しているため、都道府県の発表する発生予察情報等を参考に効果的な薬剤による防除を実施する。

・ツマグロヨコバイの発生が、北陸、近畿および四国の一部の地域で多くなると予想。同虫は、多発すると吸汁による生育不良を引き起こし、出穂期以降では茎葉や穂にすす病を引き起こす。また、同虫はイネ萎縮病などのウイルス病を媒介する。都道府県の発表する発生予察情報等を参考に、水田の観察を行い、本虫の本田での発生状況を把握するとともに、適期に防除を行う。

・縞葉枯病(ヒメトビウンカ)の発生が、近畿および四国の一部の地域で多くなると予想。同病は、ヒメトビウンカによって媒介されるウイルス病であり、経卵伝染により次世代もウイルス媒介が継続するため、当該虫を対象とした防除を実施することが重要。
なお、当該虫の防除を実施する場合は、薬剤抵抗性の発達を助長しないよう、都道府県の発表する発生予察情報等を参考に同一系統の薬剤の連用を避けるなど、薬剤を適切に選定する。

・紋枯病の発生が、北陸、中国および四国の一部の地域で多くなると予想。同病は高温多湿条件で発生が助長される。都道府県の発表する発生予察情報等を参考に、水田の観察を行い、本病の発生状況に応じて適期に防除を実施する。

◎豆類
豆類で各地の平年値より発生が「多い」・「やや多い」と予想される病害虫とその地域は次の通り。

豆類

・吸実性カメムシ類の発生が、北東北及び北陸の一部の地域で多くなると予想。同虫類の飛来状況は地域や園地により異なるため、都道府県の発表する発生予察情報等を参考に、園内の観察をきめ細かく行い、飛来が認められた場合は、飛来初期から防除を実施する。

◎野菜・花き
野菜・花きで各地の平年値より発生が「多い」・「やや多い」と予想される病害虫とその地域は次の通り。

野菜・花卉類

<作物共通>
・オオタバコガの発生が、関東、東海、北陸、近畿、中国、四国および九州の一部の地域で多くなると予想されており、埼玉県と大分県から注意報が発表されている。幼虫の成育が進むと薬剤の効果が低下し、また、幼虫が植物体に食入してからでは防除が困難となるため、ふ化してから食入する前の若齢幼虫期が防除適期になる。ほ場の観察をきめ細かく行い、都道府県の発表する発生予察情報等を参考に適期に防除を実施すること。

・シロイチモジヨトウの発生が、関東、近畿、中国および四国の一部の地域で多くなると予想されており、埼玉県と京都府から注意報が発表されている。幼虫の成育が進むと薬剤の効果が低下するため、若齢幼虫期が防除適期になる。ほ場の観察をきめ細かく行い、都道府県の発表する発生予察情報等を参考に適期に防除を実施する。

・ハスモンヨトウの発生が、北関東、北陸、中国および四国の一部の地域で多くなると予想。幼虫の成育が進むと薬剤の効果が低下するため、若齢幼虫期が防除適期になる。ほ場の観察をきめ細かく行い、都道府県の発表する発生予察情報等を参考に適期に防除を実施する。

<いちご>
・炭そ病の発生が、東海の一部の地域で多くなると予想されており、愛知県からは注意報が発表されている。同病は気温が高くなる時期に発生しやすいため、今後の発生状況に注意し、感染株は早期に抜き取り、ほ場外で適切に処分すること。また、菌の胞子はかん水などにより飛散し感染するため、かん水の際には水滴の小さい機材等の利用も検討する。

・ハダニ類の発生が、南関東および南九州の一部の地域で多くなると予想。また、同虫類は、高温乾燥で増加する傾向があるため、気温が高く、降水量が少なくなると予想される地域で、同虫類の発生を認めた場合は注意が必要。発生密度が高くなってからでは防除が困難となるため、都道府県の発表する発生予察情報等を参考に、ほ場の観察をきめ細かく行い、発生初期に防除を実施する。
なお、同虫類は薬剤抵抗性が発達しやすいため、都道府県の発表する発生予察情報等を参考に同一系統薬剤の連用を避けるなど、薬剤を適切に選定する。また、農薬散布のみならず、天敵による生物的防除等の各種防除手段を組み合わせた防除の実施についても検討する。

<なす>
・ハダニ類の発生が、南関東の一部の地域で多くなると予想。また、同虫類は、高温乾燥で増加する傾向があるため、気温が高く、降水量が少なくなると予想される地域で、同虫類の発生を認めた場合は注意が必要。発生密度が高くなってからでは防除が困難となるため、都道府県の発表する発生予察情報等を参考に、ほ場の観察をきめ細かく行い、発生初期に防除を実施する。
なお、同虫類は薬剤抵抗性が発達しやすいため、都道府県の発表する発生予察情報等を参考に同一系統薬剤の連用を避けるなど、薬剤を適切に選定する。また、農薬散布のみならず、天敵による生物的防除等の各種防除手段を組み合わせた防除の実施についても検討する。

<ねぎ>
・アザミウマ類の発生が、北東北、南関東および四国の一部の地域で多くなると予想。また、同虫類は、高温乾燥で増加する傾向があるため、気温が高く、降水量が少なくなると予想される地域で同虫類の発生を認めた場合は注意が必要。同虫類は作物を加害するほか、多くの病原ウイルス病を媒介することが知られている。発生密度が高くなってからでは防除が困難となるため、都道府県の発表する発生予察情報等を参考に、ほ場の観察をきめ細かく行い、発生初期に防除を実施する。
なお、同虫類は薬剤抵抗性が発達しやすいため、都道府県の発表する発生予察情報等を参考に同一系統薬剤の連用を避けるなど、薬剤を適切に選定する。また、農薬散布のみならず、天敵による生物的防除等の各種防除手段を組み合わせた防除の実施についても検討する。

◎果樹・茶
果樹・茶で各地の平年値より発生が「多い」・「やや多い」と予想される病害虫とその地域は次の通り。

果樹・茶

<果樹全般>
・果樹カメムシ類の発生が、南東北、関東、東海、近畿、中国、四国および北九州の一部の地域で多くなると予想。今年は現時点で20都府県から延べ21件の注意報が発表されている。今後、当年世代(越冬世代以降の世代)を中心に、夏期の薄暮時に餌を求めて園地を移動するようになる。今年の越冬世代の発生が多かった地域では当年世代の発生量に注意が必要。同虫類の飛来状況は地域や園地により異なるため、都道府県の発表する発生予察情報等を参考に、園内の観察をきめ細かく行い、飛来が認められた場合は、飛来初期から防除を実施する。

<なし>
・ハダニ類の発生が、北東北、関東、甲信、北陸、近畿及び中国の一部の地域で多くなると予想されており、長野県から注意報が発表されている。また、同虫類は、高温乾燥で増加する傾向があるため、気温が高く、降水量が少なくなると予想される地域で、同虫類の発生を認めた場合は注意が必要。発生密度が高くなってからでは防除が困難となるため、都道府県の発表する発生予察情報等を参考に、ほ場の観察をきめ細かく行い、発生初期に防除を実施する。
なお、同虫類は薬剤抵抗性が発達しやすいため、都道府県の発表する発生予察情報等を参考に同一系統薬剤の連用を避けるなど、薬剤を適切に選定すること。また、農薬散布のみならず、天敵による生物的防除等の各種防除手段を組み合わせた防除の実施についても検討する。

・シンクイムシ類の発生が、北関東および東海の一部の地域で多くなると予想。都道府県から発表される発生予察情報等を参考に、地域ごとの防除基準に従って適期に防除を実施しする。

<もも>
・ハダニ類の発生が、甲信の一部の地域で多くなると予想されており、長野県から注意報が発表されている。また、同虫類は、高温乾燥で増加する傾向があるため、気温が高く、降水量が少なくなると予想される地域で同虫類の発生を認めた場合は注意が必要。発生密度が高くなってからでは防除が困難となるため、都道府県の発表する発生予察情報等を参考に、ほ場の観察をきめ細かく行い、発生初期に防除を実施する。
なお、同虫類は薬剤抵抗性が発達しやすいため、都道府県の発表する発生予察情報等を参考に同一系統薬剤の連用を避けるなど、薬剤を適切に選定する。また、農薬散布のみならず、天敵による生物的防除等の各種防除手段を組み合わせた防除の実施についても検討する。

<りんご>
・ハダニ類の発生が、北東北、甲信および北陸の一部の地域で多くなると予想されており、岩手県と長野県から注意報が発表されている。また、同虫類は、高温乾燥で増加する傾向があるため、気温が高く、降水量が少なくなると予想される地域で、同虫類の発生を認めた場合は注意が必要。発生密度が高くなってからでは防除が困難となるため、都道府県の発表する発生予察情報等を参考に、ほ場の観察をきめ細かく行い、発生初期に防除を実施する。
なお、同虫類は薬剤抵抗性が発達しやすいため、都道府県の発表する発生予察情報等を参考に同一系統薬剤の連用を避けるなど、薬剤を適切に選定する。また、農薬散布のみならず、天敵による生物的防除等の各種防除手段を組み合わせた防除の実施についても検討する。

<かんきつ>
・ハダニ類の発生が、四国の一部の地域で多くなると予想されている。また、同虫類は、高温乾燥で増加する傾向があるため、気温が高く、降水量が少なくなると予想される地域で、同虫類の発生を認めた場合は注意が必要。発生密度が高くなってからでは防除が困難となるため、都道府県の発表する発生予察情報等を参考に、ほ場の観察をきめ細かく行い、発生初期に防除を実施する。
なお、同虫類は薬剤抵抗性が発達しやすいため、都道府県の発表する発生予察情報等を参考に同一系統薬剤の連用を避けるなど、薬剤を適切に選定する。また、農薬散布のみならず、天敵による生物的防除等の各種防除手段を組み合わせた防除の実施についても検討する。

<茶>
・カンザワハダニの発生が、南九州の一部の地域で多くなると予想。また、同虫は、高温乾燥で増加する傾向があるため、気温が高く、降水量が少なくなると予想される地域で同虫の発生を認めた場合は注意が必要。発生密度が高くなってからでは防除が困難となるため、都道府県の発表する発生予察情報等を参考に、ほ場の観察をきめ細かく行い、発生初期に防除を実施する。
なお、同虫は薬剤抵抗性が発達しやすいため、都道府県の発表する発生予察情報等を参考に同一系統薬剤の連用を避けるなど、薬剤を適切に選定する。また、農薬散布のみならず、天敵による生物的防除等の各種防除手段を組み合わせた防除の実施についても検討する。

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