生産者発信のSNSに期待 消費者動向調査 日本公庫2023年3月10日
日本政策金融公庫は、消費者を対象に農村や農業生産者との関わりについての調査結果を3月7日に公表した。
普段食べている農産物の産地への関心について聞いたところ、「とても関心がある」(22.3%)、「やや関心がある」(49.7%)を合わせた"関心がある"とする回答は72.0%だった。
また、「生産者に関心がある」との47.4%で、このうち「とても関心がある」は30代で12.5%、40代で11.5%、70代で13.7%と1割を上回り、他の年代とくらべて高い割合となった。
農産物の情報について"関心がある"は「食味」(78.0%)、「保存方法」(72.7%)、「食べ方・調理法」(71.5%)となった。「環境への配慮」は57.0%だった。
一方、「とても関心がある」と回答した項目をみると、「食味」(28.8%)についで「農薬の使用の有無」(25.3%)、「栄養成分と効能」(21.2%)となった。
生産者と生産物に関する情報について現在の入手方法は「店舗・飲食店での表示」(49.4%)、「テレビ、新聞、雑誌」(41.6%)となった。
今後希望する情報入手方法は、「生産者が運営するホームページ」(28.6%)、「製品包装や店頭表示のコードを読み取る」(21.2%)と現在の入手方法と比べて5ポイント以上高くなった。
また、「生産者が発信するSNS」は20代で32.5%ともっとも高く、次いで30代の27.3%となり、他の世代と比べて高い割合となった。
農村・農業生産者との関わりがあることのうち、今後やってみたいことは「産地や生産者の直売所で農産物を購入」が39.0%でもっとも高く、次いで「観光農園・体験農園での収穫体験」(13.4%)、「農村地域へのふるさと納税」(11.9%)となった。
重要な記事
最新の記事
-
【注意報】水稲にイネカメムシ 県南部で多発のおそれ 栃木県2025年7月9日
-
2025参院選 各党に聞く「米・農政・JA」【公明党】米政策が農政の柱 谷合正明参議院議員2025年7月9日
-
2025参院選 各党に聞く「米・農政・JA」【日本維新の会】農業者への直接支払い実現を 池畑浩太朗衆議院議員2025年7月9日
-
2025参院選 各党に聞く「米・農政・JA」【国民民主党】食料安全保障基礎支払いの創設めざす 舟山康江参議院議員2025年7月9日
-
2025参院選 各党に聞く「米・農政・JA」【社民党】ミサイルよりコメを! 福島みずほ党首(参議院議員)2025年7月9日
-
2025参院選 各党に聞く「米・農政・JA」【参政党】10年以内に自給率を倍増 神谷宗幣代表(参議院議員)2025年7月9日
-
【第46回農協人文化賞】地域ブランドつなぐ 営農経済部門・福岡県・にじ農協組合長 右田英訓氏2025年7月9日
-
【第46回農協人文化賞】「不易流行」で農支援 営農経済部門・熊本県・球磨地域農協組合長 福田勝徳氏2025年7月9日
-
【第46回農協人文化賞】人とのつながり糧に 営農経済部門・長野県・グリーン長野農協元組合長 竹内守雄氏2025年7月9日
-
「不幸の書簡」とストックホルム症候群【小松泰信・地方の眼力】2025年7月9日
-
【アンパンマンはなぜ生まれたか】 ノンフィクション作家・梯久美子さん 第46回農協人文化賞特別講演2025年7月9日
-
7月21日、広島でトラクターデモ 令和の百姓一揆 欧米並みの所得補償求め2025年7月9日
-
【人事異動】農水省(7月10日付)2025年7月9日
-
【JA人事】JA上士幌町(北海道)高橋昭博組合長を再任(6月6日)2025年7月9日
-
【JA人事】JA筑前あさくら(福岡県)熊本廣文組合長を再任(6月26日)2025年7月9日
-
【JA人事】JAグリーン近江(滋賀県)大林茂松組合長を再任(6月21日)2025年7月9日
-
【JA人事】JA新得町(北海道) 組合長に太田眞弘氏を再任2025年7月9日
-
秋元真夏の「ゆるふわたいむ」鳴戸部屋で兵庫の食材使用「ちゃんこ」を堪能 JAタウン2025年7月9日
-
健診施設機能評価認定更新 JA熊本厚生連2025年7月9日
-
JA鹿本のグリーンハウスミカン出荷順調 7月中下旬ピーク、総量130トン見込み2025年7月9日