23品目で温室効果ガス削減「見える化」実証開始 生産者、小売事業者を募集 農水省2023年6月15日
農林水産省は、温室効果ガスを削減して生産された農産物について、今年度はコメ、野菜類、果樹類等の23品目に対象を拡大。削減率を星の数で表示(見える化)し、販売実証を開始するにあたり、環境に配慮した農産物を扱う生産者、小売事業者等を募集する。
農水省は、「みどりの食料システム戦略」に位置付けた持続可能な消費を推進する取組のひとつとして、2022年9月から、店頭等で農産物の温室効果ガスの削減率を星の数で表示する「見える化」を進めている。
令和4年度に実証したコメ、トマト、キュウリの3品目に加え、今年度はナス、ほうれん草、白菜、白ネギ、タマネギ、キャベツ、レタス、大根、にんじん、アスパラガス、ミニトマトの野菜類や、リンゴ、みかん、ぶどう、日本なし、もも、いちごの果実類のほか、ばれいしょ、かんしょ、茶の20品目を追加し、対象を23品目に拡大する。
温室効果ガス削減の「見える化」を通じ、生産者の環境負荷低減の取組を分かりやすく伝えることで、消費者が地球環境に良い農産物を選択できる環境を整える。実証事業の詳細と最新の販売実証の実施店舗情報は、農林水産省ホームページで随時更新する。
農産物の温室効果ガス削減率を「見える化」してみたい生産者は、栽培データがあれば実証に参加できる。農水省ホームページを見て以下の宛先に一報を。また、小売店舗での販売や外食、加工品の取り扱いなど、「見える化」農産物の販売実証に参加できる小売業者などを募集中。関心のある小売業者等は以下からの宛先へ一報を。
(宛先)
農林水産省大臣官房みどりの食料システム戦略グループ地球環境対策室
(メール)SCAFFF@maff.go.jp
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