餃子から日本を考える「餃子会議」本格始動 47都道府県レシピを発信 農水省2024年1月12日
農林水産省は、食と農とのつながりの深化に着目した国民運動「食から日本を考える。ニッポンフードシフト」で、今年度から身近な食である「餃子」をテーマに加え、餃子を囲んで日本の食について考える「餃子会議」を本格始動する。家庭での内食と、総菜など中食や外食で、「餃子」の食べ方を楽しみながら、日本の食について考える活動を展開する。

「ニッポンフードシフト」では、特に次世代を担うZ世代に向けて、身近な食の背景にある日本の食や農をめぐる事情や課題について考えるきっかけとなるよう、昨年度から「カレーから日本を考える。」を、今年度からは「餃子から日本を考える。」を官民協働で取り組んでいる。2023年10月には、「餃子」とその食べ方を通して日本が抱える食や農の課題に対しての気づきや想いが交わり語らう場として「餃子会議」特設サイトをニッポンフードシフト公式WEBサイト内に開設した。
また、同10月以降に全国各地で開催している、ニッポンフードシフトのイベントでは、各開催地の食材である柚子(宮城県)、レモン(広島県)、トマト(熊本県)などをつけタレに使った餃子の食べ方を、"餃子界のレジェンド"パラダイス山元氏と提案してきた。
さらに、新企画として「食から交わる『餃子会議』」の動画を配信。パラダイス山元氏が自ら考案した「『餃子』の食べ方47」のレシピをZ世代と実食し、各レシピで使う食材の生産者も交え、生産現場から食卓までのそれぞれのストーリーとともに語らう「餃子会議」の様子を動画で配信する。
また、新たな内食企画として、日常の食卓や家庭でも簡単に調理できる「すべては餃子になる餃子レシピ」を公開。パラダイス山元氏のつけタレ考案に加え、料理人として活躍するインフルエンサー等を通して、多彩な食材を用いながら、餃子の新しいレシピや楽しみ方を提案していく。
重要な記事
最新の記事
-
【特殊報】ブロッコリーの黒すす病にSDHI剤耐性菌が発生 北海道2025年12月25日 -
【注意報】イチゴにハダニ類 県内全域で多発のおそれ 佐賀県2025年12月25日 -
家庭での米消費、前年比11.7%減 マイナス幅拡大、「新米不振」裏付け 米穀機構11月調査2025年12月25日 -
米価高騰に対応、「4kgサイズの米袋」定番化 値ごろ感出し販売促進 アサヒパック2025年12月25日 -
協同組合の価値向上へ「鳥取県宣言」力強く2025年12月25日 -
【世界を診る・元外交官 東郷和彦氏】トランプ再来の嵐 自国利益に偏重2025年12月25日 -
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】なぜ日本は食料難の経験を教科書から消したのか?2025年12月25日 -
【Jミルク脱粉在庫対策】基金初発動1.2万トン削減 なお過剰重く2025年12月25日 -
すべての都道府県で前年超え 2024年の県別農業産出額 トップは北海道2025年12月25日 -
【農と杜の独り言】第7回 祭りがつなぐ協同の精神 農と暮らしの集大成 千葉大学客員教授・賀来宏和氏2025年12月25日 -
国連 10年に一度「国際協同組合年」を決議2025年12月25日 -
秋田と山形の3JAが県越え連携協定2025年12月25日 -
日本産の米・米加工品の輸出促進策を議論 「GOHANプロジェクト」で事業者が意見交換 農水省2025年12月25日 -
26年産の農家手取り「2万5000円めざす」 暴落の予兆に抗い再生産価格を確保 JA越前たけふ2025年12月25日 -
笹の実と竹の実【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第370回2025年12月25日 -
茨城県で鳥インフル 97万羽殺処分へ 国内10例目2025年12月25日 -
ホットミルクと除夜の鐘 築地本願寺でホットミルクお振舞い JA全農2025年12月25日 -
JA共済アプリ・Webマイページに「チャットボット」機能を導入 JA共済連2025年12月25日 -
5県9JAの農産物・加工品を販売 第46回マルシェ開催 JA共済連2025年12月25日 -
短期プライムレートを年2.125%に引き上げ 農林中金2025年12月25日


































