農業用水路等への転落事故に注意 埼玉県2024年7月10日
埼玉県の大野元裕知事は、7月9日に開かれた会見で、県内にある農業用水路などへの転落事故に注意するよう県民に呼びかけた。この時期は水田に水を張る「かんがい期」で水路の水量が増えているため、梅雨や台風等の大雨による増水で危険が高まる恐れがある。
埼玉県内には、農業用水路が延長約1万キロメートル、ため池が467か所ある。水路やため池は地域の景観形成や県民に癒しや安らぎをもたらす一方、大雨や台風時には景色が一変し、危険な一面もある。特に今の時期は水田に水を張る灌漑期で水路の水量が増えているため、梅雨や台風等の大雨による増水で危険が高まる恐れがある。これからこどもたちが夏休みを迎え、水と触れ合う機会も多くなることから、埼玉県は以下のとおり注意を呼びかけている。
◎事故にあわないための心がけ
①悪天時は水路に近づかない
通常は普通の水路ですが、大雨等で水嵩が増えると一気に状況は変わり、道路か水路かわからなくなります。
②慣れた道でも水路のそばは注意する
歩行者や、自転車、自動車の走行中の事故も発生しています。慣れた道でも水路のそばは十分に注意してください。
③水路などでこどもたちだけで遊ばない
お子さんだけで水路で遊ぶと転落等の危険があります。必ず保護者の方が同行、大人の方が見守りをしてください。
④こどもや高齢者には家庭などで声掛けを
高齢者の方の事故が多くなっています。お子さんや高齢者の方にはご家庭などでお声掛けするなど、地域での安心安全の取組をお願いします。
⑤水路の草刈り作業など一人で行わない
農作業中の水路等への転落事故も起きています。農家の皆さんにおかれましては、草刈りなどの農作業は複数で行うなど注意してください。
重要な記事
最新の記事
-
果樹産地消滅の恐れ 農家が20年で半減 担い手確保が急務 審議会で議論スタート2024年10月23日
-
【注意報】野菜、花き類にハスモンヨトウ 県内全域で多発のおそれ 滋賀県2024年10月23日
-
【クローズアップ】数字で見る米③ 委託販売と共同計算2024年10月23日
-
【クローズアップ】数字で見る米④ 委託販売と共同計算2024年10月23日
-
千葉県で高病原性鳥インフルエンザ 今シーズン国内2例目2024年10月23日
-
能登を救わずして地方創生なし 【小松泰信・地方の眼力】2024年10月23日
-
森から生まれた収益、森づくりに還元 J‐クレジット活用のリース、JA三井リース九州が第1号案件の契約交わす2024年10月23日
-
食品関連企業の海外展開に関するセミナー開催 関西発の取組を紹介 農水省2024年10月23日
-
ヒガシマル醤油「鍋つゆ」2本付き「はくさい鍋野菜セット」予約販売開始 JA全農兵庫2024年10月23日
-
JAタウン「サンゴ礁の島『喜界島』旅気分キャンペーン」開催2024年10月23日
-
明大菊池ゼミ・同志社大上田ゼミと合同でマーケ施策プロジェクト始動 マルトモ2024年10月23日
-
イネいもち病菌はポリアミンの産生を通じて放線菌の増殖を促進 東京理科大2024年10月23日
-
新米「あきたこまち」入り「なまはげ米袋」新発売 秋田県潟上市2024年10月23日
-
「持続可能な農泊モデル地域」創出へ 5つの農泊地域をモデル地域に選定 JTB総合研究所2024年10月23日
-
「BIOFACH JAPAN 2024」に出展 日本有機加工食品コンソーシアム2024年10月23日
-
廃棄摘果りんご100%使用「テキカカアップルソーダ」ホップテイスト新登場 もりやま園2024年10月23日
-
「温室効果ガス削減」「生物多様性保全」対応米に見える化ラベル表示開始 神明2024年10月23日
-
【人事異動】クボタ(11月1日付)2024年10月23日
-
店舗・宅配ともに前年超え 9月度供給高速報 日本生協連2024年10月23日
-
筑波大発スタートアップのエンドファイト シードラウンドで約1.5億円を資金調達2024年10月23日