小麦生産費 10a当たり 前年産比6.7%増 2023年産 農水省2024年9月11日
農林水産省が発表した小麦の生産費調査によると10a当たり生産費が前年産に比べ6.7%増加した。
個別経営体への調査で10a当たりの全算入生産費は7万4243円で前年産(6万9551円)に比べ6.7%増加した。
肥料費は円安による高止まりの影響で前年比44.4%上昇し1万445円が1万5087円となった。
その他、農機具費は同▲0.9%、労働費は▲1.8%となった。
一方、10a当たりの収量は516kgと前年比で8.6%増となったことから60kg当たりの生産費は前年産に比べて▲1.9%の8634円となった。
10a当たりの労働時間は▲3.25時間で同▲4.7%となった。1経営体当たりの作付面積は9.3haで前年に比べて5.4%増加した。
組織法人経営体の10a当たりの全算入生産費は6万3024円で前年産に比べて1.4%増加した。肥料費は25.1%増加したが、賃借料・料金が▲14.8%、農機具費が▲5.3%となった。
60kg当たりの生産費は8918円で0.8%増加した。
10a当たりの収量は423kgで0.2%増。労働時間は3.96時間で8.8%増となった。1経営体当たりの作付面積は19.1haで6.0%増となった。
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