農政:TPP阻止へ! 現場から怒りの声
家族農業を守る政策を【茨城県常総市・稲作農家 風見誠さん】2016年11月7日
【茨城県常総市・稲作農家 風見誠さん】
強行採決にはあきれてものが言えないが、数が数だからやるだろうなと。最初から強行採決の話しをしているわけだから。 TPPでは農業がだめになるし、医療や食の安全などにも問題が起き日本という国のかたちが変わるのではないかという問題もあるということを広めていかなければいけない。そのことに嘘をついてまで進めていく議員はこれから落としていかないと。そうしなければ将来に禍根を残すことになるし、子どもたち孫たちにどういう健康被害が出るのか、それで本当にいいのかという思いがあります。農家も1人1人がしっかり考えて誰を政治家に選ぶかを考えなければならないと思います。 米政策については所得補償、価格保障政策がいちばんだと思います。そうすれば小さい農家も含めた家族農業を守れることができる。家族農業を守らなければ。日本の農業を大規模農家だけに任せて発展するとは思いません。輸出だけすればといいというかたちでは日本の国で食べる米はだれが作るのかということになる。環境に優しく循環型の農業に力を入れていってもらいたい。それが子や孫の健康につながることだと思う。
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