農政:今こそ 食料自給「国消 国産」 いかそう 人と大地
【食と農への思い 校長先生100人に聞きました】長崎県 西海市立ときわ台小学校2022年11月2日
【食と農への思いと農業者へのメッセージ】
西海市立ときわ台小学校 髙尾晃校長
<Q>学校では農業と地域の農産物の大切さをどう教えていますか? その特徴や狙いなどもお願いします。
・3年生の社会科学習「わたしたちの西海市」と総合的な学習の時間を使って、市の特産である「みかん」の学習に取り組んでいます。収穫体験や選果場の見学を通して、地域の農家の方々、JAの皆様から多くのことを学んでいます。
・5年生は、総合的な学習の時間に「米作り」を行なっています。徒歩20分程の場所にある地域の方所有の田を利用させてもらっています。田植えと稲刈り中心の活動ですが、子どもたちにとっては、貴重な時間となっています。
<Q>これからの日本の農業についてご意見があればお聞かせください。
市内西海町では若い農業経営者が法人化し、大規模な経営を行なっている様子を知ることができました。西海市、長崎県、そして日本全体にとって農業は欠かすことができないものです。現に勤務する西彼町は、ブドウやイチゴ、ミニトマトなどの生産がさかんで、直売所で販売されているものは、とてもおいしいものです。子どもたちには、地域で脈々と受け継がれてきた農業、農産物のことを知り、一人でも多くの良き後継者が育ってくれればと思っています。
<Q>現場の農業者へのメッセージをお願いします。
学校に対する地域農業関係者は、農業高校も含めて、大変協力的で、子どもたちのためにと様々な体験や講演を引き受けてくださいます。日々の仕事は大変忙しく、休みがなかなかとれないとは思いますが、農業の魅力を機会あるごとに発信していただければと思います。
重要な記事
最新の記事
-
果樹産地消滅の恐れ 農家が20年で半減 担い手確保が急務 審議会で議論スタート2024年10月23日
-
【注意報】野菜、花き類にハスモンヨトウ 県内全域で多発のおそれ 滋賀県2024年10月23日
-
【クローズアップ】数字で見る米③ 委託販売と共同計算2024年10月23日
-
【クローズアップ】数字で見る米④ 委託販売と共同計算2024年10月23日
-
千葉県で高病原性鳥インフルエンザ 今シーズン国内2例目2024年10月23日
-
能登を救わずして地方創生なし 【小松泰信・地方の眼力】2024年10月23日
-
森から生まれた収益、森づくりに還元 J‐クレジット活用のリース、JA三井リース九州が第1号案件の契約交わす2024年10月23日
-
食品関連企業の海外展開に関するセミナー開催 関西発の取組を紹介 農水省2024年10月23日
-
ヒガシマル醤油「鍋つゆ」2本付き「はくさい鍋野菜セット」予約販売開始 JA全農兵庫2024年10月23日
-
JAタウン「サンゴ礁の島『喜界島』旅気分キャンペーン」開催2024年10月23日
-
明大菊池ゼミ・同志社大上田ゼミと合同でマーケ施策プロジェクト始動 マルトモ2024年10月23日
-
イネいもち病菌はポリアミンの産生を通じて放線菌の増殖を促進 東京理科大2024年10月23日
-
新米「あきたこまち」入り「なまはげ米袋」新発売 秋田県潟上市2024年10月23日
-
「持続可能な農泊モデル地域」創出へ 5つの農泊地域をモデル地域に選定 JTB総合研究所2024年10月23日
-
「BIOFACH JAPAN 2024」に出展 日本有機加工食品コンソーシアム2024年10月23日
-
廃棄摘果りんご100%使用「テキカカアップルソーダ」ホップテイスト新登場 もりやま園2024年10月23日
-
「温室効果ガス削減」「生物多様性保全」対応米に見える化ラベル表示開始 神明2024年10月23日
-
【人事異動】クボタ(11月1日付)2024年10月23日
-
店舗・宅配ともに前年超え 9月度供給高速報 日本生協連2024年10月23日
-
筑波大発スタートアップのエンドファイト シードラウンドで約1.5億円を資金調達2024年10月23日