農業化学品好調で業績予想修正 日本曹達2013年11月7日
日本曹達は11月5日、平成25年3月期第2四半期決算を公表した。
売上高は前年同期に比べて11%増の624億500万円、営業利益は同112.8%増の27億6200万円、経常利益は同54.1%増の42億6200万円、四半期純利益は同42.1%増の28億4500万円だった。
主力の化学品事業、農業化学品事業ともに販売がのび、また、円安の影響もあり増収増益となった。
農業化学品事業は、国内向けで殺菌剤「ベフラン」が落ちたものの、殺虫剤「モスピラン」、殺菌剤「ファンタジスタ」がのび、輸出向けでは殺菌剤「トップジンM」、同「パンチョ」、殺虫剤「モスピラン」がのび、ともに増収となった。事業全体の売上高は同12.9%増の155億3600万円、営業利益は2億6400万円(前年同期は1億9900万円の損失)となった。
農業化学品事業が好調だったことから、あわせて通期の業績予想も上方修正した。売上高は5月に発表した数値に比べて3%増の1380億円、営業利益は同13%増の61億円、経常利益は同22.4%増の93億円、純利益は同15.5%増の67億円に修正した。
(関連記事)
・農業化学品事業に注力 日本曹達が新中計(2013.05.29)
・クミアイ化学工業が日本曹達に株式譲渡(2013.03.14)
・業績予想を修正 日本曹達(2013.02.13)
・農薬販売、海外好調も国内は減収 日本曹達第2四半期決算 (2012.11.08)
・タイ・バンコクに新事務所開設 日本曹達 (2012.08.10)
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(149)-改正食料・農業・農村基本法(35)-2025年7月5日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(66)【防除学習帖】第305回2025年7月5日
-
農薬の正しい使い方(39)【今さら聞けない営農情報】第305回2025年7月5日
-
【注意報】斑点米カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 石川県2025年7月4日
-
(442)エーカレッジ(作付面積)から見る変化【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年7月4日
-
【JA人事】JAながさき県央(長崎県)里山耕治組合長を再任(6月27日)2025年7月4日
-
人的資本を人事制度で具体化する 「令和7年度 人事制度改善セミナー」開催 JA全中2025年7月4日
-
「有機薄膜太陽電池」で発電した電力 ブドウの着色に活用 実証実験開始 山梨県2025年7月4日
-
株主優待制度を新設 農業総研2025年7月4日
-
夏の訪れ告げる初競りの早生桃 福島県産「はつひめ」販売 青木フルーツ2025年7月4日
-
ニッテン「スズラン印」ロゴマークをリニューアル 日本甜菜製糖2025年7月4日
-
「国際協同組合年」認知度調査「生協に参加したい」が7割 パルシステム2025年7月4日
-
洋菓子のコロンバン主催「全国いちご選手権」あまりんが4連覇達成2025年7月4日
-
野菜わなげや野菜つり 遊んで学ぶ「おいしいこども縁日」道の駅とよはしで開催2025年7月4日
-
北海道初進出「北海道伊達生産センター」完成 村上農園2025年7月4日
-
震災乗り越え健康な親鶏を飼育 宮城のたまご生産を利用者が監査 パルシステム東京2025年7月4日
-
神奈川県職員採用「農政技術(森林)経験者」受験申し込み受付中2025年7月4日
-
神奈川県職員採用「獣医師(家畜保健衛生分野)経験者」受験申し込み受付中2025年7月4日
-
信州の味が集結 JA全農長野×ファミマ共同開発商品 長野県知事に紹介2025年7月4日
-
障害者のやりがい・働きがい・生きがい「ガチャタマ」で応援 パルシステム埼玉2025年7月4日