新剤本格販売で増収増益 イハラケミカル2013年12月16日
イハラケミカル工業(株)は12月12日、平成25年10月期の決算短信を発表した。
売上高は前年に比べて12.6%増の303億3400万円だった。営業利益は同5.9%減の21億1800万円だったが、経常利益は同8.4%増の28億5500万円、当期純利益は同10.5%増の17億6200万円だった。
主力の農薬事業では、海外向け棉花用除草剤、水稲用除草剤など既存剤が減少した一方、近年上市した国内外向け水稲用除草剤、海外向け畑作用除草剤、国内向け殺菌剤の本格販売により、売上高は同28.8%増の181億4200万円、営業利益は同17.5%増の21億5700万円と、大きく増収増益となった。
次期は、引き続き調達・設備投資の最適化、調達・生産面の原材料費削減、新製品の採算性を意識した取り組みをすすめる。業績予想では、売上高360億円、営業利益30億円、経常利益35億円、当期純利益20億円と増収増益を見込んでいる。
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