2015年業績発表 売上高は704億ユーロ BASF2016年3月2日
BASFは2月26日、2015年(1月~12月)の業績を発表した。厳しい市場環境を反映し、売上高は前年比5%減の704億ユーロだった。
2015年通期の売上高は5%減少し、704億ユーロとなった。ほぼ総ての事業部門で販売価格が低下(9%)したが、これは主に原材料の価格が急落したことが原因となっている。
厳しい事業環境の中で、農業関連製品部門の第4四半期の売上高は、販売価格および販売量が上向き、5%増の12億ユーロとなった。特別項目控除前営業利益は、主に北米における除草剤事業が好調だったため、2100万ユーロ増の1億4400万ユーロとなった。
売上高は、2014年の水準を7%上回り58億ユーロとなった。これは主に販売価格が上昇したことによる。
2015年を通して、農産物の価格低迷が続き、農業関連製品の需要が減速した。特に新興市場では、不安定な環境や現地通貨の下落で、事業開発が妨げられた。特別項目控除前営業利益は11億ユーロとなり、前年の水準まであと一歩(2%減)だった。
(関連記事)
・BASFジャパン・JAつがる弘前 六本木でマルシェ開催 (16.02.05)
・売上高は前年同期比5%減の174億ユーロ BASF (15.11.10)
・殺ダニ剤「コテツフロアブル」を11月から販売 BASFジャパン (15.10.15)
・新規水稲除草剤「かねつぐ」上市 BASF (15.02.03)
・東北3県に就学支援奨学金を寄付 BASF (15.01.14)
重要な記事
最新の記事
-
「良き仲間」恵まれ感謝 「苦楽共に」経験が肥やし 元島根県農協中央会会長 萬代宣雄氏(2)【プレミアムトーク・人生一路】2025年4月30日
-
【農業倉庫保管管理強化月間特集】現地レポート:福島県JA夢みなみ岩瀬倉庫 主食用米確かな品質前面に(1)2025年4月30日
-
【農業倉庫保管管理強化月間特集】現地レポート:福島県JA夢みなみ岩瀬倉庫 主食用米確かな品質前面に(2)2025年4月30日
-
アメリカ・バースト【小松泰信・地方の眼力】2025年4月30日
-
【人事異動】農水省(5月1日付)2025年4月30日
-
コメ卸は備蓄米で儲け過ぎなのか?【熊野孝文・米マーケット情報】2025年4月30日
-
米価格 5kg4220円 前週比プラス0.1%2025年4月30日
-
【農業倉庫保管管理強化月間にあたり】カビ防止対策徹底を 農業倉庫基金理事長 栗原竜也氏2025年4月30日
-
米の「民間輸入」急増 25年は6万トン超か 輸入依存には危うさ2025年4月30日
-
【JA人事】JAクレイン(山梨県)新組合長に藤波聡氏2025年4月30日
-
【'25新組合長に聞く】JA新潟市(新潟) 長谷川富明氏(4/19就任) 生産者も消費者も納得できる米価に2025年4月30日
-
備蓄米 第3回は10万t放出 落札率99%2025年4月30日
-
「美杉清流米」の田植え体験で生産者と消費者をつなぐ JA全農みえ2025年4月30日
-
東北電力とトランジション・ローンの契約締結 農林中金2025年4月30日
-
大阪万博「ウガンダ」パビリオンでバイオスティミュラント資材「スキーポン」紹介 米カリフォルニアで大規模実証試験も開始 アクプランタ2025年4月30日
-
農地マップやほ場管理に最適な後付け農機専用高機能ガイダンスシステムを販売 FAG2025年4月30日
-
鳥インフル 米デラウェア州など3州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入停止措置を解除 農水省2025年4月30日
-
埼玉県幸手市で紙マルチ田植機の実演研修会 有機米栽培で地産ブランド強化へ 三菱マヒンドラ農機2025年4月30日
-
国内生産拠点で購入する電力 実質再生可能エネルギー由来に100%切り替え 森永乳業2025年4月30日
-
外食需要は堅調も、物価高騰で消費の選別進む 外食産業市場動向調査3月度 日本フードサービス協会2025年4月30日