BASFジャパン・JAつがる弘前 六本木でマルシェ開催2016年2月5日
BASFジャパン(株)とJAつがる弘前は2月5日、六本木ヒルズ(東京都港区)のカフェスペースで「青森りんごマルシェ~農業、それは最も大切なしごと~」を開いた。JAつがる弘前はマルシェのために4000個のリンゴを準備した。
今回のマルシェはBASF全体で取り組むキャンペーン「農業、それは最も大切なしごと(Farming, the biggest job on earth)」の一環として行われた。
オープニングセレモニーで挨拶を行ったBASFジャパンの大津武嗣副社長執行役員は、JAつがる弘前が海外に進出し、日本の味が伝わっていることについて、「そのブランド力には素晴らしいものがある」と述べた。同JAのブランド力と同社のブランド力が合わさることで、新しいものができるのではないかと期待を述べた。
また同社化学・農薬統括本部 農薬事業部執行役員 レアンドロ・マルティンス氏は日本の技術力のすばらしさを褒め、「日本の電気製品のように、果物も輸出して、日本のすばらしさが伝わってほしい」と述べた。今後の同社の目標として、「生産者の方々を、(日本の農薬事業部の)テーマである『ごちそうさまの笑顔のために』とともにサポートしていきたい」とした。
JAつがる弘前の代表理事常務 松山憲一氏は、同社が発売するカスケードなどの薬剤の効能について触れ、栽培をするうえで「なくてはならない」存在だとした。また六本木でPRすることについて「リンゴのあるイメージのない都市の中でイベントができて良かった」と話した。試食のシーンでは、「六本木で食べたからか、さらに美味しく感じました」と津軽弁で語った。JAつがる弘前はアジアを中心にリンゴの輸出を行っている。
BASFジャパンは農薬だけでなく、資材の機能性に付加価値をつけるため化学分野で、農家の意見を聞きながら梱包材などの分野で協力していく。
カフェスペースでは「葉取らずふじ」や「王林」のリンゴなどの販売と試食、カフェでの特別メニュー、展示の他、津軽三味線の演奏も行われた。
(写真)左からBASF執行役員のマルティンス氏・JAつがる弘前の代表理事常務 松山氏・同社副社長の大津氏、マルシェの様子
(関連記事)
・売上高は前年同期比5%減の174億ユーロ BASF (15.11.10)
・殺ダニ剤「コテツフロアブル」を11月から販売 BASFジャパン (15.10.15)
・新規水稲除草剤「かねつぐ」上市 BASF (15.02.03)
・東北3県に就学支援奨学金を寄付 BASF (15.01.14)
・インド・ムンバイに開発拠点 BASF(2014.12.18)
重要な記事
最新の記事
-
【特殊報】ブロッコリーの黒すす病にSDHI剤耐性菌が発生 北海道2025年12月25日 -
【注意報】イチゴにハダニ類 県内全域で多発のおそれ 佐賀県2025年12月25日 -
家庭での米消費、前年比11.7%減 マイナス幅拡大、「新米不振」裏付け 米穀機構11月調査2025年12月25日 -
米価高騰に対応、「4kgサイズの米袋」定番化 値ごろ感出し販売促進 アサヒパック2025年12月25日 -
協同組合の価値向上へ「鳥取県宣言」力強く2025年12月25日 -
【世界を診る・元外交官 東郷和彦氏】トランプ再来の嵐 自国利益に偏重2025年12月25日 -
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】なぜ日本は食料難の経験を教科書から消したのか?2025年12月25日 -
【Jミルク脱粉在庫対策】基金初発動1.2万トン削減 なお過剰重く2025年12月25日 -
すべての都道府県で前年超え 2024年の県別農業産出額 トップは北海道2025年12月25日 -
【農と杜の独り言】第7回 祭りがつなぐ協同の精神 農と暮らしの集大成 千葉大学客員教授・賀来宏和氏2025年12月25日 -
国連 10年に一度「国際協同組合年」を決議2025年12月25日 -
秋田と山形の3JAが県越え連携協定2025年12月25日 -
日本産の米・米加工品の輸出促進策を議論 「GOHANプロジェクト」で事業者が意見交換 農水省2025年12月25日 -
26年産米の農家手取り「2万5000円めざす」 暴落の予兆に抗い再生産価格を確保 JA越前たけふ2025年12月25日 -
笹の実と竹の実【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第370回2025年12月25日 -
茨城県で鳥インフル 97万羽殺処分へ 国内10例目2025年12月25日 -
ホットミルクと除夜の鐘 築地本願寺でホットミルクお振舞い JA全農2025年12月25日 -
JA共済アプリ・Webマイページに「チャットボット」機能を導入 JA共済連2025年12月25日 -
5県9JAの農産物・加工品を販売 第46回マルシェ開催 JA共済連2025年12月25日 -
短期プライムレートを年2.125%に引き上げ 農林中金2025年12月25日


































