「クロリダゾン」の国内事業権を継承2017年3月15日
住友商事除草剤有効成分で
住友商事(株)(本社:東京都中央区、中村邦晴社長)は、同社の100%子会社住商アグロインターナショナル(株)を通じ、BASF社より、てん菜向け除草剤有効成分「クロリダゾン(PAC)」の日本国内における事業権を、このほど継承した。
「クロリダゾン(PAC)」は、砂糖の原料となるてん菜の、除草剤有効成分として使用される。優れた選択性を有し、てん菜を枯らすことなく、長期にわたり雑草を抑制するという特徴がある。
現在、日本国内において、てん菜用除草剤の市場規模は約30億円ほどであり、今後も寒冷地での需要を中心に、底堅く推移することが見込まれている。
住商アグロは、BASF社より日本国内における「クロリダゾン(PAC)」原体の供給権や製造権等を取得し、日本国内における事業権を継承した。
この事業権には、BASF社が引き続き保有・管理を行う「クロリダゾン(PAC)」に関する知的財産及び農薬取締法上の登録情報の使用許諾も含まれる。
住商アグロは農薬メーカーへ薬剤を販売するほか、他剤との混合剤の開発にも取り組み、事業拡大を目指す方針だ。なお「クロリダゾン(PAC)」に関する日本以外の事業権は、引き続きBASF社が保有する。
重要な記事
最新の記事
-
米粉で地域振興 「ご当地米粉めん倶楽部」来年2月設立2025年12月15日 -
25年産米の収穫量746万8000t 前年より67万6000t増 農水省2025年12月15日 -
【年末年始の生乳廃棄回避】20日から農水省緊急支援 Jミルク業界挙げ臨戦態勢2025年12月15日 -
高温時代の米つくり 『現代農業』が32年ぶりに巻頭イネつくり特集 基本から再生二期作、多年草化まで2025年12月15日 -
「食品関連企業の海外展開に関するセミナー」開催 近畿地方発の取組を紹介 農水省2025年12月15日 -
食品関連企業の海外展開に関するセミナー 1月に名古屋市で開催 農水省2025年12月15日 -
【サステナ防除のすすめ】スマート農業の活用法(中)ドローン"功罪"見極め2025年12月15日 -
「虹コン」がクリスマスライブ配信 電話出演や年賀状など特典盛りだくさん JAタウン2025年12月15日 -
「ぬまづ茶 年末年始セール」JAふじ伊豆」で開催中 JAタウン2025年12月15日 -
「JA全農チビリンピック2025」横浜市で開催 アンガールズも登場2025年12月15日 -
【地域を診る】地域の農業・農村は誰が担っているのか 25年農林業センサスの読み方 京都橘大学学長 岡田知弘氏2025年12月15日 -
山梨県の民俗芸能「一之瀬高橋の春駒」東京で1回限りの特別公演 農協観光2025年12月15日 -
迫り来るインド起点の世界食糧危機【森島 賢・正義派の農政論】2025年12月15日 -
「NARO生育・収量予測ツール」イチゴ対応品種を10品種に拡大 農研機構2025年12月15日 -
プロ農家向け一輪管理機「KSX3シリーズ」を新発売 操作性と安全性を向上した新モデル3機種を展開 井関農機2025年12月15日 -
飛翔昆虫、歩行昆虫の異物混入リスクを包括管理 新ブランド「AiPics」始動 日本農薬2025年12月15日 -
中型コンバインに直進アシスト仕様の新型機 井関農機2025年12月15日 -
大型コンバイン「HJシリーズ」の新型機 軽労化と使いやすさ、生産性を向上 井関農機2025年12月15日 -
女性活躍推進企業として「えるぼし認定 2段階目/2つ星」を取得 マルトモ2025年12月15日 -
農家がAIを「右腕」にするワークショップ 愛知県西尾市で開催 SHIFT AI2025年12月15日


































