「クロリダゾン」の国内事業権を継承2017年3月15日
住友商事除草剤有効成分で
住友商事(株)(本社:東京都中央区、中村邦晴社長)は、同社の100%子会社住商アグロインターナショナル(株)を通じ、BASF社より、てん菜向け除草剤有効成分「クロリダゾン(PAC)」の日本国内における事業権を、このほど継承した。
「クロリダゾン(PAC)」は、砂糖の原料となるてん菜の、除草剤有効成分として使用される。優れた選択性を有し、てん菜を枯らすことなく、長期にわたり雑草を抑制するという特徴がある。
現在、日本国内において、てん菜用除草剤の市場規模は約30億円ほどであり、今後も寒冷地での需要を中心に、底堅く推移することが見込まれている。
住商アグロは、BASF社より日本国内における「クロリダゾン(PAC)」原体の供給権や製造権等を取得し、日本国内における事業権を継承した。
この事業権には、BASF社が引き続き保有・管理を行う「クロリダゾン(PAC)」に関する知的財産及び農薬取締法上の登録情報の使用許諾も含まれる。
住商アグロは農薬メーカーへ薬剤を販売するほか、他剤との混合剤の開発にも取り組み、事業拡大を目指す方針だ。なお「クロリダゾン(PAC)」に関する日本以外の事業権は、引き続きBASF社が保有する。
重要な記事
最新の記事
-
【注意報】てんさいの褐斑病が早発 早めの防除開始を 北海道2025年7月2日
-
日本の農業、食料、いのちを守る 「辛抱強い津軽農民」立つ 青森県弘前市2025年7月2日
-
「食と農をつなぐアワード」募集開始 優良な取組を表彰 農水省2025年7月2日
-
秋元真夏の「ゆるふわたいむ」JAおきなわ食菜館「とよさき菜々色畑」へおつかい JAタウン2025年7月2日
-
三菱マヒンドラ農機 ペースト施肥、紙マルチ田植機、耕うん作業機の販売強化2025年7月2日
-
外来DNAをもたないゲノム編集植物 作出を大幅に効率化 農研機構2025年7月2日
-
「2025年度農業生物資源ジーンバンク事業シンポジウム」開催 農研機構2025年7月2日
-
創立100周年記念プレゼントキャンペーン第3弾を実施 井関農機2025年7月2日
-
住友化学園芸が「KINCHO園芸」に社名変更 大日本除虫菊グループへ親会社変更2025年7月2日
-
フランス産牛由来製品等 輸入を一時停止 農水省2025年7月2日
-
【人事異動】ヤンマーホールディングス(7月1日付)2025年7月2日
-
長野県、JA全農長野と連携 信州産食材使用の6商品発売 ファミリーマート2025年7月2日
-
地域共創型取り組み「協生農法プロジェクト」始動 岡山大学2025年7月2日
-
埼玉県産農産物を活用「Made in SAITAMA 優良加工食品大賞2026」募集2025年7月2日
-
黒胡椒×ごま油でおつまみにぴったり「堅ぶつ 黒胡椒」新発売 亀田製菓2025年7月2日
-
近江米新品種オーガニック米「きらみずき」パレスホテル東京で提供 滋賀県2025年7月2日
-
外食市場調査5月度 2019年比96.9% コロナ禍以降で最も回復2025年7月2日
-
王林がナビゲート 新CM「青森りんご植栽150周年」篇を公開 青森県りんご対策協議会2025年7月2日
-
飲むトマトサラダ 素材を活かした「カゴメ野菜ジュース トマトサラダ」新発売2025年7月2日
-
愛知県豊田市と「市内産業における柔軟な雇用環境の実現にむけた協定」締結 タイミー2025年7月2日